「うまい、はやい、やすい」でおなじみの吉野家。牛丼のほか、豚丼、焼肉、カレー、鰻といった様々なメニューが登場するなか、本日2018年4月26日、鶏肉を使ったメニューが約6年ぶりに復活を遂げた。
今回登場した『鶏すき丼』は店内調理にこだわった一品らしいが、お味はいかに。さっそく食べてきたのでレポートしたい。
・注文を受けてから焼き上げるこだわりの丼
前述の通り、吉野家によると『鶏すき丼』の特徴は店内調理にこだわっていること。なんでも、生の食材から下処理や加熱処理を行い、注文を受けてからタレで和えて焼き上げているという。なお、価格は税込450円(並盛)だ。
筆者は最寄りの店舗を訪れ、同商品を注文した。厨房に目をやると、確かに鶏肉が「ジュージュー」と音をたてながら焼き上げられている。その後、3分ほどでカウンターに料理が到着。さすが吉野家と言うべきか、注文後に調理しているのにスピーディーである。
丼には、ご飯の上にタレがしっかり絡んだ玉ねぎと鶏肉、そしてプルプルの半熟卵が乗っている。見た目だけで言うと、卵でとじていない親子丼といった印象だ。
それでは実食といこう。
半熟卵をつついて、黄身がトロ〜ッと広がったら……
スプーンですくって……パクリ!
\(^o^)/ ウマ〜い \(^o^)/
濃いめの甘辛タレと、マイルドな半熟卵の絶妙な味のコントラストがたまらないぞ。
また鶏肉だが、店内調理へのこだわりが効いているのか、身も皮もやわらかくしっとりジューシーでクセがなく、とっても食べやすかった。
さらに意外と好印象だったのが、丼と一緒にさりげなくトレーにのっていた小袋入りの「山椒」である。途中で、「あ、そういえば山椒があったんだ!」と思い出してかけてみたところ、程よい刺激がめちゃイイ感じ!! 山椒が苦手でない方は、ぜひとも試してみてほしい。
『鶏すき丼』は、絶妙な味加減と店内調理で仕上げた鶏肉が堪能できる一品だった。並盛で450円と牛丼に比べて少し贅沢だが、手間暇かかっている点と半熟卵(70円)がのっていることを考えれば、妥当と言えるだろう。気になる方はぜひ1度ご賞味あれ。