冷凍食品だからどうせウマくないでしょ。そのように思っている人は決して少なくないだろう。それもそうだ、食品を一度凍らせているから味が落ちると言われたら納得してしまう。お店の出来立て料理をしのぐことができるかと言えば、おそらく不可能に近い。冷凍食品だから……これまで私(筆者)もそういう風に思っていた。
しかし、冷凍食品をいろいろ食べているうちに固定概念を覆してくるうどんに出会ってしまった。ズバリ、カトキチ(テーブルマーク株式会社)の「讃岐麺一番 肉うどん」。これがそんじょそこらの冷凍食品と一線を画すクオリティーで、いまや週3ペースくらいで食べるほどハマる私史上最高の冷凍うどんだったのだ。
・カトキチの冷凍肉うどんが至高
備えあれば憂いなしとはよく聞く話で、家に1つや2つ冷凍食品があると助かることが多い。小腹が空いたとき、はたまたお昼や晩ご飯に便利なため、私はいろんな冷凍食品を買い込んでは味を確かめていた。ただ、冷凍ものというだけにクオリティーを求めてもなかなか満足できないでいた。
そんな時に出会ったのが、カトキチの肉うどん。ちょっとやそっとではない味は、まるで飲食店で食べているかのよう……簡単に言えばめちゃくちゃウマくて、冷凍ということを知らされなければ気づかないレベルだったのである。
・総合的にヨロシな一杯で飽きない
正直なところ、はじめは「おっ、このうどん結構売れてるなァ〜」なんて軽い気持ちでカトキチの肉うどんを買った。開封しても、まぁ普通。どこにでもあるような冷凍食品で、調理の仕方もレンチンか鍋で作るだけとこれまた普通だった。……が! 食べてみると、つゆからヨロシ!!
特製のつゆが、甘さの中に旨味が凝縮されていてまぁ〜ウマい。また、麺もコシがあってヒジョーにヨロシ。讃岐らしいコシでつゆとの相性がバツグン。そして牛肉との絡みも、これまたヨロシだ。私は何度食べているか分からないくらい “エンドレス肉うどん” しているが、いまだに飽きが来ないから自分でも驚いている。
・肉が少なめもクオリティーに満足
欠点を挙げるなら、肉の量が少なめなところだが、補うだけのクオリティーがこの肉うどんにある。値段も146円(激安スーパーで購入)と、家でウマいうどんを食べられると考えたら安く、今では常にストックするようになってしまった。作るのが簡単なのも嬉しいポイントだ。
そして冷凍食品なので、アレンジがやりたい放題なところもいい。肉を足すもよし、野菜と合わせてバランスをとるもよしと、どこまでも万能だ。そのウマさを知っている人も多いだろうが、カトキチの肉うどんはマジでオススメ。あぁ、また食べたくなってきた……。
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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▼コシのある麺がまたヨロシ