ミツバチが花の蜜を体内で変化させ、巣で濃縮することによって作られる「はちみつ」。自然界で最も甘い蜜と言われているだけあって、スイーツ好きの間でも絶大な支持を誇る人気食材だ。
本日2018年3月27日、そんな人気のはちみつをそのままカップに詰めたかのような味わいが楽しめるという『明治 禁断の食べるはちみつ』が発売された。商品の仕上がりを確かめるため、本物のはちみつと徹底比較してみたぞ。
・パッケージの見つけやすさを比較
筆者は最寄りのスーパーにて『明治 禁断の食べるはちみつ(希望小売価格130円)』を購入。さらに比較対象として、定番のはちみつ「サクラ印 カナダ産純粋はちみつ 400g」を購入した。
両者の比較を行うため、まず訪れたのは公園である。
これは購入時に重要となる「どれくらいパッケージが見つけやすいのか?」を確かめるのが目的だ。
2つの商品を並べたうえで、望遠レンズで遠くから撮影し……
確認してみると……
『サクラ印 カナダ産純粋はちみつ 400g』が縦に長い形状であるため発見しやすいことがわかった。
ただし『明治 禁断の食べるはちみつ』は、踏切などと同じ黄色と黒の「警戒色」を基調としているためカップ入りスイーツとしては比較的みつけやすいデザインといえそうだ。
・中身の見た目を比較
続いて比較したのは、中身の見た目である。『サクラ印 カナダ産純粋はちみつ 400g』を皿に出してみると、やや黄色がかったお馴染みのはちみつが見て取れる。一方、気になる『明治 禁断の食べるはちみつ』は、はちみつとほぼ同じ色をしていながら質感は柔らかめのゼリー状だ。
さらに念のためにマクロで撮影して……
確認してみると……
やはり、ほぼ同じ色であることが確認できた。
・味を比較
さて、パッケージや見た目の違いを確認したところで、いよいよ味を比較してみよう。『サクラ印 カナダ産純粋はちみつ 400g』を味わってみたところ、非常に甘みが強く、ねっとりとした口どけが感じられた。
続いて『明治 禁断の食べるはちみつ』をひとくち食べてみたところ、はちみつ独特の香りを含んでいながらもサクラ印のはちみつに比べてかなり甘さは控えめ。優しい味わいともいえるが、全体的にモヤッとしている感じが気になった……だがしかし!
実は底にレモンソースが隠れており、一緒に食べることで酸味が加わり食べやすい味へと変化。甘さ控えめのはちみつレモンジャムのようなスイーツになった。
優しい味わいが印象的な『明治 禁断の食べるはちみつ』だったが、個人的な感想としては残念ながら “禁断” といえるほどの中毒性は感じられなかったのが正直なところだ。好みによってはハマるかもしれないので、気になる方はぜひご自身でその味を確かめてみて欲しい。
参考リンク:「明治 禁断の食べるはちみつ」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
▼「明治 禁断の食べるはちみつ」