スーパーで買い物する時、いちいち商品の日付をチェックする人は少ないのではないだろうか。それもそのはず、棚卸しの時点で店が賞味期限などを細かく注意するのは当たり前だからである。
だが、中には店を信用しすぎて “マズい” 経験をしてしまった人もいるようだ。あるアメリカの家族がスーパーでシリアルを買って食べたところ、驚きの事実が発覚。なんと賞味期限が1997年だったというのだ。
・スーパーで購入したシリアルの味が変……
米ニュースサイト『ABC Action News』によると、運悪く大昔に賞味期限が切れたシリアルを購入したのは、米コロラド州レイクウッドに住むカレルセさん一家。チェーンスーパー「ウォルマート」で “QUAKER” というシリアルを買って食べたら、妻のアンシアさんは2口食べたところで、「何かおかしい……」と思いスプーンを置いた。
・賞味期限が21年前に切れていた!
そして彼女の夫は「味が変だな……」と思いつつも、まあ大丈夫だろうと気にせずにボウル一杯分を平らげてしまったのだとか。その後、なんとなくスッキリしないものを感じたのか、アンシアさんが箱の賞味期限をチェックしてみると……な、なんということか「1997年2月22日」と記載されていた!
1997年といえば21年も前である。世界中で大ヒットした、レオナルド・ディカプリオ主演の『タイタニック』が公開された年で、2000年代生まれのミレニアルキッズたちは産声さえ上げていない。
・スーパーだけでなく家にある食品の期限にも注意!
この件を紹介したニュース動画「Family eats cereal with 1997 expiration date bought from Walmart in Colorado」に映っていたシリアルは、見たところ特に問題なさそうなので、なんとも思わずに口に入れてしまってもおかしくはなさそうだ。
ただ、胃に入ったのは21年前の食べ物。ボウル一杯分なんて絶対にヤバいことになる……と思いきや、幸いアンシアさんの夫は体の不調を訴えることなく平気だったらしい。なぜ賞味期限が切れたコーンフレークが売られていたのかは不明だという。
ちなみにロケット編集部のスタッフが、「2年前に賞味期限切れしたカニの缶詰」を食べたことがあった。味に大きな問題がないケースも珍しくないとはいえ、どこかスッキリしないのは確か。家にあって食べないまま放置している食品はもちろん、スーパーで購入する際にも賞味期限には注意を払った方がよさそうだ。
参照元:YouTube、ABC Action News(英語)
執筆:Nekolas
▼21年前に賞味期限が切れたシリアルのニュース動画