ひと昔前と異なり、最近は「男だから女だから」と区別される風潮が少なくなってきている。とはいえ、まだ自我が確立しきれていない子供のなかには、自分が好きな物を堂々と主張できない子もいるだろう。女の子っぽい物が好きな男の子がいじめを心配して、やんちゃな振りをしたり……といった感じで逆もまた然りである。
今回ご紹介する女の子もそんな一例で、『スター・ウォーズ』のTシャツを学校に着て行きたいけど、男の子っぽいとイジメられるかも……と泣いていた。ただ、ママが娘の悩みをツイートしたところ、なんとルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルから直々に励ましのメッセージが届いたというのだ。
・学校でイジメられるのでは……と泣いていた女の子
『スター・ウォーズ』のTシャツを学校に着て行きたい娘についてツイートしたのは、米小説家のN・J・シモンズさんだ。なんでも、彼女の娘は男子っぽい服装で登校したら、同級生に笑われるのではないかと心配して泣いていたのだという。
ある程度の年齢になると自我が確立され、「私は私。人がなんと思おうと気にしない」とド~ンと構えられるようになる人は少なくないと思うが、なかなか子供の頃は難しい。幼い娘も例外ではなく、周りの目を気にしていた。
・マーク・ハミルから返事が来た!
そこでシモンズさんは、「女の子が『スター・ウォーズ』のTシャツを着ても全く問題ない」ということを娘に分からせるために、ある行動に出た。ネットユーザーから励ましの言葉を貰えたら、それを見せて励ますことができる……と一連の内容をツイートしたのだ。
きっと、シモンズさんは同じ悩みを持つ母親や、『スター・ウォーズ』ファンの女子からの返事を期待していたに違いない。ところが、なんとマーク・ハミルから、直々にメッセージが届いたからビックリ仰天!
・マーク様の返事が最高に素敵!
では、どんなコメントがマークから返って来たのか、まとめたものが以下である。
「娘さんが同級生に酷いことを言われたら、このジェスチャーを使うように伝えてください。男子っぽい? いいじゃないですか! フォースの力は、銀河の彼方と地球の強い女性と共にあらんことを
と書かれていたのだ。彼が言う “このジェスチャー” とは添付されていたGIF動画で、「それがどうした!?」という意味合いの “手で肩を軽く払う” しぐさである。
ちなみに、このジェスチャーは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に登場したシーン。ルークが悪役カイロ・レンに攻撃を受けた時に、「痛くもかゆくもないんですけど」という意味で見せたしぐさなのだ。
その他、シモンズさんのツイートには、シリーズのファンを娘に持つママ達が『スター・ウォーズ』のコスチュームを着た女の子の写真などを次々に投稿して励ましの言葉を贈っていた。きっとシモンズさんの娘は、勇気を出して「私はコレが好き!」と堂々とTシャツを着て登校できることだろう。
参照元:Twitter @Mark Hamill
執筆:Nekolas
▼ママが悩み相談を投稿したらルーク・スカイウォーカーから返事が来た!
Just tell her to feel free to use this gesture if her classmates give her any grief. "Boy stuff"? PLEASE! The Force is, & always will be strong with females here on Earth & in galaxies far, far away.
♥️- mh pic.twitter.com/lAI4AGr0sc— Mark Hamill (@MarkHamill) March 8, 2018