ドイツやスペインなどに続き、一番最近ではオーストラリアで同性婚が合法になり話題になっていた。世界的に同性愛者の権利が次々と認められるようになっている中、オランダのスーツメーカーが「ラブラブな男同士の写真」を広告に使用して物議を醸しているという。
その結果、同社のInstagramのフォロワーが1万人も減少したと報じられているのだが、読者の皆様は問題の広告を見てどうお思いになるだろうか!?
・ラブラブな男同士の広告写真にネット民がザワつく
米ニュースサイト『boredpanda』によると、男同士のお熱い写真を広告に使用したのは、オランダのスーツメーカー「SuitSupply:スーツ・サプライ」だ。
同社のInstagramを覗いて見ると、物議を醸している広告写真は確かに大胆! 男性二人が抱き合いながら情熱的にキスを交わしていたり、プールサイドでスーツを着たイケメンが水着の男性にタッチしている画像など、かなり際どく革新的である。
・インスタのフォロワーが1万人減少する結果に
同性愛者の権利や同性婚をサポートする筆者でさえ、「かなり賭けに出たデザインだな」と思ったくらいなので、そうでない人の中には嫌悪感を明らかに示す人は少なくなかったようだ。
特に、同性愛を法律で禁止している中東&アフリカ諸国などの反応は好ましくなかったらしくds、スーツ・サプライのInstagramのフォロワーが1万人減少する結果になってしまったとのこと。
それでも40万人近くのフォロワーを誇る同社のCEOは、海外メディアのインタビューで「同性愛者の権利が支持されていない国では、問題となった広告の使用を停止する」と述べている。
・ネット民の意見は真っ二つに割れている様子
では、ネットユーザーからはどんな声が挙がっているのか、いくつか以下に紹介することにしよう。
「大胆でカッコいい!」
「もうスーツ・サプライの購入をやめる」
「素晴らしい広告だ。どれだけの人が嫌悪感を示すのか興味深いな。そんな客はスーツ・サプライに必要ないだろ」
「ここでスーツを買うことにするよ!」
「アフリカでは悪魔使いされるぞ。絶対に許されることではない」
「あまりにもエキサイティングな広告で、マジでワクワクした!」
といった具合に意見が真っ二つに割れている。
二人の人間がお互いを大切に思い、深く愛し合うとは素晴らしいことである。そんな関係に男も女もないと思うのだが、受け止め方は様々だったようだ。
参照元:Instagram @suitsupply、boredpanda(英語)
執筆:Nekolas