4000年の歴史があると言われている中国には、同じ人間と思えない能力を持った超人が存在する。その一例が少林寺で厳しい修行を積んだ “マスター” だが、彼らにまつわる興味深い動画が公開されて爆発的な再生数を記録している。

収録されているのは、少林寺秘伝72芸のひとつ。なんでも、針を投げてガラスを割るだけでなく、その奥にある風船まで割ってみせるらしい。一部始終を超スローモーションでとらえた動画には、どのように映っているのだろうか。

・針投げをスローモーションで撮った

動画「Throwing a Needle Through Glass in Slow Motion」は、The Slow Mo Guysという2人組によって公開された。過去にお伝えした「力士がぶつかり合った衝撃を検証する動画」といい、肉眼では見えないところを追求する姿勢が面白く、このところ人気のチャンネルだ。

そして今回も着眼点が興味深い。まずは企画者の外国人男性と少林拳のマスターたちの会話から始まり、簡単な技の説明がある。ザックリいえば、針投げを習得するには少なくとも10年以上の鍛錬が必要らしい。

それだけ年数を要するということは、すなわち高難易度。ガラスを割るだけでも信じがたいが、いざマスターが風船を前に呼吸を整えて “気” を集中させて針を投げると……ほげえぇぇ! これが少林寺秘伝72芸の実力…!!

・マジでガラスが割れる

なんと投げた針がガラスを割ったら、その奥にある風船も割れてしまう。やべえ、これはやべえよ! ……と思いきや、スローモーションでよく見てみたら割れたガラスの破片で風船が割れていた。ただ!

ガラスは確実に割れているため、それだけでも普通ではないと言えるだろう。現に、企画者の外国人男性も針を投げるのだが、ほとんどガラスを傷つけることができなかった。すでに420万回以上再生されている今回の動画。少林拳の真髄、そして肉眼では見えない世界を覗いてみよう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼針投げは2:00あたりから