1903年に「ライト兄弟」が有人動力飛行に成功してから約115年。今や飛行機での移動は当たり前となり、ドローンタクシーの実現を目指すまでになった。
そんななか、新たに発表されたのは、まるで空中散歩しているかのような姿勢で飛ぶ『Zapata Ezfly』である。それでは、ライト兄弟もビックリの驚異的パワーを備えたマシンを動画とともにご紹介しよう。
・時速130km、高度3000mに達する驚異のパワー!
『Zapata Ezfly』を開発したのは、フランス人ジェットスキーヤーのフランキー・ザパタ氏が設立したザパタ・レーシング社である。同社は以前にGoogleのCMに登場して話題となった “水圧で空を飛ぶフライボード” を開発した企業だ。
海外メディア「Mail Online」によると、今回発表された『Zapata Ezfly』は足元にジェットエンジンを搭載。なんと最高速度は時速約130km、高度は約3000m(1万フィート)にまで達するパワーを備えているという。
・まるで空中散歩をしているかのよう
動画で飛行シーンを確認すると……メッチャ楽しそう! 立ったままの姿勢でハンドルを握りながらスムーズに空を移動する様子は、まるで空中散歩をしているかのよう。見ているだけでワクワクしてくるゾ!!
『Zapata Ezfly』 という名前の通り、操縦が簡単(Easy)そうなところが好印象だが、市販化は未定とのこと。ちなみに、迷彩服を着た人物が動画に登場していることから「軍が導入を検討しているのでは?」と噂になっているようだ。
こうして新しい乗り物を見ていると、SF映画の世界が着々と現実味を帯びている様子がよくわかる。さて、次はどんな画期的な製品が登場するのか……更なる進化を期待せずにはいられない。
参照元:YouTube、Mail Online(英語)
執筆:K.ナガハシ