ビジネスを拡大するために、広告の存在は欠かせない。上手に宣伝するには人々の購買欲をそそったり、「この店に行きたい!」と思わせるポジティブな宣伝文句や写真などが、効果的だと言える。

ところが、自分の逮捕写真を利用して商売繁盛させてしまった美容師が登場! その転んでもタダでは起きない商魂に、きっと脱帽してしまうに違いない。

・逮捕されてしまった美容師だが……

米ニュースサイト『Inside Edition』によると、逮捕時に警察で撮影されるマグショット(顔写真)をビジネスの宣伝に利用してしまったのは、米ノースキャロライナ州シャーロットに住む美容師のシア・ミランさんだ。

まだ24歳と若い彼女は、家庭内暴力の保護命令に違反して逮捕されてしまい、その際に撮られたマグショットがTwitterページ「Charlotte Mugshots:シャーロット・マグショット」に投稿された。

・カッコいいヘアスタイルがSNSで話題に!

美容師という職業柄か、カッコ良く編み込んだ三つ編みがキマっている彼女のヘアスタイルに感心したユーザーの一人が、「誰がヘアを仕上げたの??」とコメント。すると……! 

その反応を見たシアさんは、自分の逮捕が知人にバレることを覚悟で「私よ!」と返信してリツイートしたのである。

・「私のヘアもお願い!」と大量の仕事が舞い込む結果に

なんでも彼女は、どうせ周囲に知られるなら自分から逮捕された事実をバラして自虐ネタにし、この機会を商売繁盛に利用しようと思ったのだとか。

そんな “肝っ玉が据わった商魂” が功を奏したのか、次々に「素敵な三つ編みへア!」だとか「私のヘアもお願い!」といったコメントが寄せられ、仕事の依頼が大量に舞い込む結果となったのであった。

マグショットのおかげで仕事の予約が一杯になったというシアさんの状況は、まさに「災い転じて福となす」という諺がピッタリだと言えそうだ。

参照元:Twitter @CharlotteMugsInside Edition(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらがSNSで話題となったシアさんのマグショット
https://twitter.com/CharlotteMugs/status/948492619985932288