以前から議論の的になっていた「コンビニでの成人雑誌の取り扱い」について、ミニストップがついに決断した! 千葉市内での取り扱いを中止した後に、全国の店舗でも取り扱いをやめるというのだ。この決定を歓迎する声がある一方で、紳士からはさまざまな意見が寄せられている。

・ミニストップの発表

同社は、ニュースリリースで次のように発表している。

「かねてより成人誌の陳列対策に取り組まれていた千葉市からの働きかけをきっかけとして、千葉市および国内全店舗で成人誌の取り扱いを中止する判断をいたしました」

2017年12月1日より千葉市内の店舗での取り扱いを中止し、2018年1月1日から全国の店舗でも取り扱い中止にするとしている。この決定について歓迎する声が多く上がっているのだが、その一方で思春期にコンビニで成人誌を購入した思い出のある紳士は、複雑な心境のようだ。

・紳士の声

「女性店員がいる時に購入した、ほろ苦い思い出がよみがえる」
「コンビニに買うヤツは勇者、臆病者は自販機で買ってた」
「本の良さってもあるよね」
「今は何でもデジタル。想像力はアナログで育つ」
「これも時代の流れか……」
「果物の名前 + 通信 が定番だったな」

……など。何を言っているのかよくわからないが、とにかく感慨深くこの事実を受け止めているようである。

・フィンランドでは

ちなみに、「これで国際的に」とかコメントしている人もいるが、私(佐藤)がフィンランドに行った時に驚いたのは、無修正の本がコンビニで売っていたことだ。この件に関しては、国によって事情が違うので、他国を引き合いに出すのはどうだろう……。

いずれにしても、ミニストップの決断に他のチェーンも追随することになるのかもしれない。

参照元:ミニストップ ニュースリリース(PDF)
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24