先日、「台湾人のヤクルトの飲み方」がネットで話題になったのをご存知だろうか? それって、ヤクルトにお茶を混ぜる「ヤクルト緑茶」のこと?

いや違う。何でも台湾では、ヤクルトの瓶を逆さにして下から飲むというのだ。うそやん! なんでそんな面倒なことをわざわざやるんだよ!? 単なる噂なのか、事実なのか台湾人に聞いてみた。

・「台湾式ヤクルトの飲み方」

まず、話題となった「台湾式ヤクルトの飲み方」についてご説明しよう! やり方は非常に簡単だ。ヤクルトを上下逆さに持ち、そのままお口へGO。容器の底をかんで、穴をあけ、その穴からチューチューと吸うのだ。

台湾では、こういう飲み方をする人がいるらしい。何でも、この方が上の銀紙をはがして飲むより美味しく感じるのだとか。いやいや、飲む場所ひとつで味なんて変わらんでしょ?

・噂はホンマでっか? 台湾人に聞いてみた

単なる噂話なのかも。半信半疑で、知り合いの台湾人たちに聞いてみたところまず「知らない」という声! ほーらね、やっぱり……と思ったら甘かった! 「小さい頃にやった」「懐かしい」という声も聞かれたのだ!! えええっ!? マジかよ!

・試してみた→妙な満足感が!

ということで、私(沢井)も日本のヤクルトで実際に試してみたぞ。その結果……下から飲んだ方が満足感があるかも!!

小さな穴から、チビチビとしか口に入らない。なので長く楽しめる。つまり、なんだか、たくさん飲んだ気になれる。しかも、歯で穴をあけるという本来不要な労力が発生しているので、飲めたときに妙な達成感があるのだ。

ヤクルトの味自体に変化はない。しかし、その満たされた気持ちがスパイスとなり、美味しく感じているのだろう。

なお、日本人でも、子供の頃にこの飲み方をやったことがあるという人もいるようだ。台湾人だから、日本人だから、というよりは、小学生が考えそうなこと……なのかもしれない。

参考リンク:YouTube
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼プラスチックは固い。ひねりを加えながらかむのがポイントだ


▼達成感はあるが、行儀がいい飲み方とは言えないかもね