日本の心・寿司。私(中澤)は、かれこれ10年以上、週1~2回のペースで回転寿司屋に通っている寿司ジャンキーだ。No sushi No life である。

ところで、あなたは寿司屋に行った時、絶対に食べるネタってあるだろうか。私の場合、鉄火巻は絶対に外せない。そこで、くら寿司、スシロー、はま寿司の「鉄火巻」を食べ比べてみたところ……マジかよ!? 全然違うじゃないか!

・鉄火巻サイコー

各社で個性の違う回転寿司だが、イカ、まぐろ(握り)、トロ、さばなど、定番ネタがメニューから外れることはない。よって定番ネタには実力が出る! その中でも鉄火巻は、基本中の基本。そのため、実力をはかるにはもってこい……と個人的には思う

詰まるところ、私は鉄火巻が好きだ。大好きだ。というわけで、主要回転寿司チェーン3社の鉄火巻を仕事にかこつけて食べる。それがこの企画のテーマだ。まずは、はま寿司に行ってみよう。

・はま寿司

他の2社に比べて新進気鋭感のある はま寿司。だがしかし、その人気は勝るとも劣らない。店舗は超満員だった。鉄火巻は丈短めで1皿6個。さっそく食べてみたところ……衝撃

経費で食べる鉄火巻がウマすぎる。握りが若干ゆるいような気がしたが、机に「だし醤油」「日高昆布醤油」「濃口醤油」「さしみ醤油」「まろやかぽんず」の5種類が常備されており色んな味で楽しめるのは良い。次に、スシローで食べてみよう。

・スシロー

巨大ネタ・デカ盛り系の豪快な寿司が目立つスシロー。フライドポテト、かぼちゃの天ぷらなど、寿司屋と思えないほど充実したサイドメニューも強みである。鉄火巻は丈長めが4つ。はま寿司 の2倍くらい丈がありそうだ。食べてみると……

脂の乗ったまぐろがシャリとジャストフィットしておりウマイ。ネタの大きさに比べてシャリが少し多すぎる気もするが、なんと言ってもこのボリュームがスシローという感じだ。

・くら寿司

最後に、くら寿司。言わずと知れた老舗高コスパ回転寿司チェーンだ。鉄火巻はスシローと同じく丈長めが4つ。いざ実食!

ウマーーーーーーーー! まぐろの分量が多く、シャリとちょうど良いバランス感である。さらに、机に常備されているワサビがかなり豊かな風味なのも高ポイント。ワサビをつけることで鉄火巻の味がビシッと締まる。それにより まぐろ のジューシーさがより際立つ。

・鉄火巻は芸術

握りのまぐろとは全く別の味わい。これぞバランスの芸術・鉄火巻。というわけで、個人的にはくら寿司の鉄火巻が別次元だった

明らかな差がついた今回の食べ比べ。ただし、握りのゆるさや具の大きさについては、店舗によって違う可能性もある。気になった人はぜひ自分の舌で確認してみてくれ。

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼鉄火巻はくら寿司が別次元!