回転寿司界隈においていまいち影が薄い回転寿司みさき。心なしかキャンペーンもスシローとかくら寿司ほど「祭」という雰囲気がない。スシローと同じ株式会社FOOD&LIFE COMPANIESであることも忘れそうなほどに、今何やってるかよく分からない

そんな回転寿司みさきの前を通りかかったところ「鬼ネタ襲来!!」というポスターが貼られているのを発見。載ってる寿司がデカネタすぎる! こんなんやってたんかい!! しかし、これは写真詐欺ではないのか……?

・本当なのか

そう思ったのはいくらなんでもポスターのネタがデカすぎたからだ。シャリから大幅にはみ出すネタは、回転寿司で見ないレベルの攻めっぷりである。

2025年2月11日から開催されているというこのキャンペーン。期間は2月28日までとのことで、まだまだ余裕で期間内だ。そこで実際に鬼ネタを食べてみることにした。

・実物はこうだった

鬼ネタメニューは、まぐろはらも(税込360円)、赤えび(税込360円)、豪快開きほたて(税込440円)、天然特大海老(税込360円)、うなぎ(税込590円)、うな玉(税込440円)、逆さ玉子(税込121円)、天然本まぐろ鉄火(税込690円)、そして活〆蒸し穴子一本(税込1200円)となっている。


で、実際に注文していったところ……


実物はこういう感じでした。アップで撮るとポスターみたいに見えなくもない……か? 1つだけ言えることは玉子だけはガチだということだ。

・良いキャンペーン

個人的には まぐろはらも と ほたて はポスターから受けるイメージほどではなかった。とは言え、食べてみると、ネタ自体は分厚くて、鬼ネタと言うだけの食べごたえはちゃんとある。鰻もひと口では食べきれないサイズ。

ゆえに、裏切られた感はなかった。ネタのデカさで頑張っていることには変わりないし、良いキャンペーンなんじゃないでしょうか。スシローでさえあまりデカネタをやらなくなった今日この頃、人知れず攻めている姿勢は天晴と言えよう。

・特にコスパの良かった2皿

全部食べてみたところ、中でも良かったのは、まぐろはらもと赤えび。前述の通り、まぐろはらもは分厚く食べごたえがあるし、赤えびはメニュー写真通り、しっかり大きくエビ身のぷりぷりさが強く感じられる。この2皿が税込360円は満足度が高い

ボリューム感としては他の皿も悪くないけれど、うなぎや穴子、天然本まぐろ鉄火は皿の価格が高いだけに、上記2皿はコスパ面で抜けているように感じた。次いで、豪快開きほたてかな。これも440円は安く感じる。

地味に満足感が高かった本キャンペーンには、回転寿司みさきゆえの良さが出ているような気がした。繰り返すが、2月28日までやっているようなのでノーマークだった人は赤えびだけでも味わってみたら良いかも。ぼってりしててウマかったです。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼レーンに赤えびへのこだわりが書かれたパネルが流れていた。確かに新鮮さが感じられてウマかった

▼うな玉(税込440円)

▼天然本まぐろ鉄火(税込690円)

▼天然特大海老(税込360円)