スマホで写真を撮っていると、「もっと広く写ったらなぁ〜」と思うことがある。そんな時はスマホ用の「広角レンズ」を使うと大吉だ。なんと100均でも売ってるぞ! ……だが、それよりも、さらにスゴいレンズが存在するのをご存知だろうか?

なんと視野角は238度。人間の視野角は180度と言われているので、やや後ろまで見えてしまうことになる。実際、スマホに添えた指までが写ってしまう視界の広さだ。てな感じで今回は、通称「238°超広角レンズ」の魅力を簡単に紹介したい。

・ほぼ魚眼

私(羽鳥)が使用している238°超広角レンズは「Bengoo」社のレンズである。

Amazonでは「Bengooスマホ用カメラレンズ 238°超広角 魚眼2in1統合レンズ 高画質 カメラレンズキット クリップ式 0.36Xレンズ倍率(以下省略)」という長ったらしい商品名が付けられており、超広角なのか魚眼なのかがイマイチよくわからないのであるが、面倒なので「238°超広角レンズ」で統一したい。

使い方はいたって簡単。よくある「スマホ用クリップレンズ」と同じように、スマホのカメラレンズ部分に挟めば準備OK。画面を覗けば、238度の大パノラマが広がっていることだろう。んで、ためしに撮影してみると……

広い! めちゃんこ広い!!

ちなみに、まったくの同アングルを、超広角ではなく普通の広角「0.4倍広角レンズ」で撮影した写真を見てみると……

まあ広い。しかしながら、超広角と比べると、「そんなもんか」となってしまう。

さらに、広角レンズを付けていない「ノーマル状態」で撮影した写真と見比べると……

せま〜い。綺麗に写ってるけど、めちゃせま〜い……と感じてしまう。その違いは、写真を3枚ならべて比較した画像を見れば一目瞭然。世界が広がりまくりingだ。

弱点は、レンズがズレやすいことと、画像の隅っこがボヤけたり暗くなったりすることだが、それもまた「超広角の味」と考えればマイペンライ(問題なし)だろう。

横向き画像ではなく、縦向きの画像、はたまた動画を撮っても楽しいぞ。ほかにも様々な「超広角写真」を並べてみたので、興味のある人は眺めておくと良いだろう。ふだん見ている世界が異世界に見えてくるはず。238°超広角で、世界が広がりまくりing!

参考リンク:Amazon
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼なんと、こうやって撮影するだけで……

▼画面に指が入ってしまうほどの視野角

▼上が広角レンズ、下が超広角レンズ。レンズの球面に注目

▼仕事机を上から撮ってみた

▼カツ丼

▼縦向きでエレベーター内部をパチリ

▼新宿の伊勢丹あたりから超広角

▼同じアングルも、レンズなしのノーマル状態だとこう

▼横断歩道

▼花園神社

▼「交通安全の誓い」の像

▼もっと寄ってみた

▼そのへんにあったビル

▼横断歩道と信号

▼超広角縦画面動画はこんな感じだ