ラーメン激戦区として知られる札幌。様々な思考を凝らした店やメニューが次々と登場するなか、20年以上スタイルを変えずに、地元民やラーメン通から愛され続けている名店がある。

その店の名は「名水ラーメン」。北海道の湧水(湧き水)を使用した一杯が人気のラーメン専門店だ。今回の北海道ラーメン探訪は、あっさりしていながら味わい深い、同店の人気メニュー「塩ラーメン」をご紹介したい。

・ボーリング場の駐車場横にひっそりと佇む店舗

札幌市の厚別区と東区、全2店舗を構える「名水ラーメン」の特徴は、日本百名山に選定されている北海道の山「羊蹄山(ようていざん)」の湧水を使用している点だ。

2店舗のうち訪れたのは、ボーリング場の駐車場横にひっそりと佇む「名水ラーメン 厚別店」である。店内はカウンターのみでスペースは7席程度。古さが感じられるものの、しっかり整頓されていて清潔感が漂う。

この店の1番人気は「塩ラーメン(税込700円)」だ。注文するとすぐに「ジュージュー」という、もやしを炒める音が聞こえてきて、5分ほどで出来上がりである。

・洗練された味わい

目の前に運ばれてきたのは “名水ラーメン” の名にふさわしい、透き通ったスープが印象的な一杯。トッピングはいたってシンプル。もやし、ネギ、メンマ、チャーシューである。

まずは、レンゲでスープをすくって、ズズッとひとくちいただくと……あっさりしていながら、コクや旨味がしっかり感じられてウマい! 洗練された味わいに加えて、温度が熱々な点も好印象だ。

続いて気に入ったのは、張りのある歯応えが絶妙なシャキシャキのもやしである。スープの塩分との組み合わせのせいか、噛んでいるうちにほんのりと甘みまで感じられるから不思議だ。

その他、コシのある中太縮れ麺や、濃いめの味付けで硬めに仕上げられたチャーシューも、スープとナイスコンビ! どこかにありそうだが、ここでしか食べられない。優しさと強さを兼ね備えた、絶品塩ラーメンがそこにあった。

まだ味わったことのない方、特にこってりラーメンに飽きた方は、ぜひ名水ラーメンの「塩ラーメン」を味わってみて欲しい。ラーメン激戦区の札幌で、変わらず愛され続ける理由がきっと分かるハズだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 名水ラーメン(めいすいらーめん)厚別店
住所 北海道札幌市厚別区厚別中央三条4-5-1
時間 11:00~25:00
休日 不定休

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼「塩ラーメン」

▼羊蹄山の周辺で採れる湧き水を使用

▼シャキシャキのもやしが絶妙