何事も継続していると、季節の移ろいで時間が流れていることをよりよく理解できる。私(佐藤)がポールダンスレッスンを開始したのが冬(2016年12月)だった。それから春と夏が過ぎ去って、もう秋を迎えようとしている。もうすぐ季節が一周する
さて、今月も月例のポールダンスレポートといこう。9カ月継続したら、身体にどんな変化が生まれるのか?
・課題の技ができるようになった!
7月末に新宿二丁目のバーでパフォーマンスデビューを果たしてから、私のレッスン頻度は週2回になっている。最初は初心者の「ベーシック」クラスだったが、そこから「ベーシック初級」にクラスアップ。さらに9月に入って、「初級」クラスへと上がっている。
レッスンの内容も当然難しくなる訳だが、7月から課題にしていた技のひとつができるようになった。それは、脚をポールに接することなく、腕だけで逆さま状態を維持する「ハンドスタンド」だ。
体幹が整っていないとできないこの技を、8月に入ってできるようになった! これは非常に嬉しい。日々逆立ちをして、体幹を整えるトレーニングを続けてきたのが、報われたようである。
もうひとつ大きい技としては、ポールに背中を付けた状態から、肩を軸に背負うようにしてポールに逆さまになる「ショルダーマウント」。
・これからは柔軟性も重要に
これまでは勢いがあれば、そこそこできる技が多かったように思うのだが、これからは力だけでなく、バランスが求められる。そして柔軟性も重要だ。身体が柔らかくないと、フォームが不格好になってしまい、どう見ても美しくない。
今後はストレッチを強化して、よりしなやかに技をできるようになりたい。
・9カ月を経て、身体の変化は?
そんな訳で、技が難しくなった分、身体もより鍛えられているのか?
あれ? 全然変わってない。今までで一番変化が乏しいかも……。
この3カ月間で練習量も増えているはずなのに、まったくと言っていいほど変わっていない。多少上腕二頭筋が太くなったか?
・ストレッチも取り入れる
もしかしたら、自分の身体を支えるだけの筋力は十分に備わったのかもしれない。そのために、大きな変化はなくなったと思いたい……。とにかく、技の難易度は今後もアップするので、ストレッチも取り入れつつ、レッスンがんばるぞ~!
取材協力:ポールダンススタジオ「LUXURICA(ラグジュリカ)」(※男性は紹介制)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24