規格外の男たちが異次元のプレーを見せるメジャーリーグは、乱闘もド派手だ。2017年8月24日、デトロイト・タイガース vs ニューヨーク・ヤンキースの試合で、日本では考えられないような大乱闘が勃発した。

パワーにスピード、そしてずば抜けた身体能力を持つ男たちが殴り合うと、その恐ろしさは天井知らず。MLB公式が動画をアップしていたのでご覧いただこう。詳細は以下の通りである。

・MLBで世紀の大乱闘

まず試合に暗雲が立ち込めたのは5回表。ヤンキースのサンチェスに、タイガース先発フルマーが腿に直撃するデッドボールを与えたことからだ。インコースを攻め、投げミスで当ててしまったと見える。……ところが!

迎えた6回裏、ヤンキースのカンリーが報復とも見える危険球をカブレラに見舞うと、完全に引き金が引かれてしまう。カンリーは即退場となったものの、怒りの収まらないカブレラが捕手のロマインを突き飛ばせば……ヒョエエエッー!!

・まるで格闘技のよう

ベンチ、ブルペンから両軍の選手たちが一気に飛び出し、火がついてしまった大男たちは止まらない止められない。ホームベース付近で大男たちが暴れまわる姿は、まるで格闘技を見ているかのような迫力だ。

見ているだけでもヤバいが、出てきた選手の中には乱闘を制止するというよりも殴る気満々で参戦している選手もいるからまた怖い。ちなみに、田中将大投手もこの乱闘に参戦している。

・退場者8名の乱闘劇

その後、乱闘は収まったものの、試合は報復死球の飛び交う荒れに荒れた展開へ。結果として、両軍合わせて8名も退場者が出ている。なお、試合は最後まで行われ、10−6でタイガースが勝利している。

参照元:MLB.com(英語)
執筆:原田たかし

▼乱闘が勃発するのは0:45頃〜