強い毒を持つアリ「ヒアリ」が国内で相次いで見つかり大問題になっている。兵庫にはじまり、大阪、愛知、さらには東京とその規模は拡大中。ヒアリは殺人アリと言われるだけに、もはやアリを見るだけでビビってしまう人も少なくないだろう。
専門家でもない限り自分でヒアリと判断できず、恐怖心が芽生えるばかりだが、現在頼りになる存在が話題になっている。「ヒアリだと思ったそのアリ、本当にヒアリですか?」と Twitter で投げかけているヒアリ警察さん(@_Solenopsis)がそうだ。
・次々とアリの種類を当てるヒアリ警察さん
アリの写真を添付して質問すると、ヒアリかどうか判別してくれるヒアリ警察さん。ここ数日、ヒアリ警察さんに質問をする人が続出し、知識のスゴさもあってか、爆発的にフォロワーが増えている。
そのヒアリ警察さんがアリを見抜く能力はもはやプロ。ヒアリでないアリには名前と特徴をつけ答えたかと思えば、本物のヒアリも確実に見抜いていくから驚くしかない。ただ、それだけでないのが、ヒアリ警察さんのスゴいところ……例えば!
・ネットの大喜利にも優しく対応
「ヒアリはハタラキアリ一匹では増殖できないので、これで東京にヒアリが定着したと考えるのは間違いです」といったような専門的な知識も持ち合わせているのだ。しかもしかも!
ネットということもあって、中には大喜利のようにして冗談半分で質問する人もいるのだが、ヒアリ警察さんはサラリとかわして優しく対応。むしろ鋭すぎる返しを披露するから、かなりのやり手……いろんな意味で超有能と見ていい。
ネットではデマが拡散されてしまうこともしばしばだが、このヒアリ警察さんの活動によって抑えられることだってあるだろう。今のところ、ヒアリの生活圏内への侵入は確認されていない。このまま、侵入初期で食い止まって欲しいものだ。
参照元:Twitter @_Solenopsis、環境省
執筆:原田たかし
▼ヒアリをズバリ見抜く
ヒアリです。女王アリです。これは日本のものではないようですが、皆さんはこれを参考にしてください。ただし、ハタラキアリとは形状が異なります。 https://t.co/m0QrLTgfY4
— ヒアリ警察 (@_Solenopsis) July 6, 2017
▼専門的な知識も……!
猛毒のヒアリ、東京港でも1匹確認 中国からのコンテナ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース https://t.co/Z9ttaap9Eg @YahooNewsTopics
ヒアリはハタラキアリ一匹では増殖できないので、これで東京にヒアリが定着したと考えるのは間違いです。— ヒアリ警察 (@_Solenopsis) July 6, 2017
▼アリの写真だけ送るようにしよう!
疲弊し始めているのでアリの写真だけ送ってください。 https://t.co/nILOmdvA2A
— ヒアリ警察 (@_Solenopsis) July 7, 2017