1900年初頭に “織り機” の製造会社として創業され、今や世界的乗り物メーカーへと成長した「スズキ」。そんなスズキがこれまで開発したマシンの中でも、抜群の性能を誇るバイクが『ハヤブサ』だ。
最高速を重視したエンジンを備える『ハヤブサ』は、超ド級のパワーを持つバイクとして知られているが……なんと、そのハヤブサのエンジンを2基も搭載した超ハイパワーなスポーツカーが登場! モータースポーツファンから大きな注目を浴びている。
・『ロータス・エリーゼ』に『ズズキ・ハヤブサ』のエンジンを搭載
そのマシンを製作したのは、チェコのモータースポーツディーラー「MICHL MOTORSPORT」だ。前述の通り、スポーツカー『ロータス・エリーゼ』に、人気のバイク『ズズキ・ハヤブサ』のエンジンを2基搭載してV8化されているというから驚くしかない。
なお、車体の総重量は750kg、最大馬力は450Hpと、軽量でありながらも超ハイパワーなモンスターマシンに仕上がっているもようだ。走りを動画で確認すると……メッチャ速っ! さらには「ブウォォォオオオーーーン!!」と抜けの良いエンジン音がまたカッコイイぞ。
・これまでにないスピードを誇る魔改造
以前の記事でもお伝えした通り、ハヤブサのエンジンはこれまで様々な乗り物に搭載されてはいる。だが、それらの中でも今回のマシンは、トップクラスのスピードを誇ると思って間違いないだろう。
この魔改造を可能にしたのは、カスタムショップの優れた技術はもちろんのこと、長い歴史の中でスズキが培ってきた優れたエンジン開発能力のおかげといえる。驚異的なその走りを、動画でご覧になってみてはいかがだろうか。
▼ハヤブサのエンジンを2基搭載した『ロータス・エリーゼ』がこちら
▼過去にもハヤブサのエンジンを2基積んだ「ラディカルSR3」が登場して話題となった