2週間ほど前に母の日があったが、読者の皆さんはお母さんにタップリと感謝の気持ちを伝えることができただろうか。自分が1人では何もできなかった赤ちゃんの頃に、ミルクを飲ませたりオシメを変えたり、かいがいしく世話をしてくれたお母さん。
そんな子育てに奔走するママと子どもの視点では、「同じ1日でもココまで違う!」と教えてくれる動画が人気になっているので紹介したいと思う。子どもの世話にお疲れ気味のママたちが見たら、改めて子育ての意義を実感してしまうのではないだろうか。
・「ママと子どもの視点」では同じ1日でもココまで違う!
「A Normal Day」と題された動画では、まず前半でママ視点の1日が描かれる。すでに子育てに疲労困ぱいのママは、就寝中に子どもから起こされたり、幼い姉妹のケンカの仲裁に入ったりテンテコ舞い! スーパーへ買い物に行ったら、子どもは勝手に商品を取って口に入れるわ、積んであったトイレットペーパーを崩すわで大わらわである。
そして幼い娘がケーキを床に落として台無しにしてしまうと、それが決定打となりママの疲れはピークへ。ママのヘナヘナと床に崩れ落ちる姿を見たら、「子育てって大変……」と思わずにはいられない。
・子どもの視点で描かれた一日にジ~ンときちゃう!
だが、子どもの視点はママとは大違い。動画の後半部分で子どもの目を通して描かれた1日が映し出されると、その理由が明らかになっていく。ママの視点ではとにかく子育ての大変さばかりが前面に出ているが、子ども視点だと完全に真逆。なんと娘は「最高の日だったのよ!」とパパに1日の出来事を嬉しそうに報告しているのだ。
せっかくケーキを床に落としてしまう出来事についても同様で、子どもはとにかく嬉しそう。ママと一緒に過ごす時間は、どんなことだって楽しかったのがよくわかり、なんだかジ~ンとしてしまう。
・改めて子育ての意義を実感してしまう動画
そしてママが「子育てって大変だけど、その価値はあるわ」といった表情を浮かべ、涙ぐんでいるシーンに切り替わったところで動画は終了。改めて子育ての意義を感じさせてくれるようだ。
赤ちゃんや幼児の世話は、本当に大変だと思う。仕事なら退社して帰宅すれば自分の時間だが、母親業は寝ていても子どもが泣き出せばあやさなければならず、24時間営業だ。子育てに疲れ果ててくじけそうになった時に、ママさんたちはこの動画を思い出してみてはどうだろうか。
そして、我々子どもたちは「毎日が母の日」だと思って、身を粉にして育ててくれたお母さんに、いつも感謝の気持ちを忘れないようにしたいものである。
▼「ママと子供の視点」では同じ一日でもココまで違う!