今やどこでも安価で入手できるようになったユーズド加工ジーンズだが、もともと高価な代物だとご存知だろうか。ヴィンテージジーンズが大ブレイクした1990年頃、美しい色落ちのユーズドジーンズは当たり前のように高額で取引されていた。

ユーズド加工ジーンズが簡単に入手できるようになった理由のひとつに、加工技術の進化が挙げられる。では、最近のデニム加工機はどれほどの進化を遂げているのか? 今回はその答えが一瞬でわかる動画をお届けしたい。

・超高性能レーザーデニム加工機の動画

動画では、超高性能レーザーデニム加工機が一瞬でデニムにダメージを入れるシーンを確認できる。ちなみにマシンの名前は『LaserSharp Denim HD Abrasion System』。米国に拠点を置く「LasX Industries社」と「RevoLazeLLC社」の共同開発によって誕生した優れものだ。

「LasX Industries社」の情報によると、このマシンは高解像度の加工技術を実現。さらには、化学薬品を使用しないため作業者にとって安全なほか、環境にも優しい設計だという。動画で加工する様子を確認してみると……ワォ! アメージング!!

・マジで一瞬

その様子はまるで魔法。固定されたジーンズから白い煙が出てきたと思ったら、一瞬で “アタリ” が付いてしまったではないか!! さすがジーンズの発祥地であるアメリカの企業が開発したマシン。そのクオリティーとスピードには驚くばかりだ。

もしかしたら近くの店に並んでいるジーンズも、超高性能レーザーデニム加工機によって作られているのかもしれない。ジーンズの “色褪せない” 人気は、意外にも最新技術によって支えられているようだ。

参照元:YouTubeLasX Industries Inc(英語)
執筆:K.ナガハシ

▼一瞬でダーメジを入れてしまうぞ!