建物と建物の間を縫うような細い路地。ずっと続くこの路地の向こうには、不思議な世界が広がっているかもしれない。私(中澤)は、子供の頃からどこに続くかもわからない路地が大好きだ。

現在、Twitterでハッシュタグ「#フォロワーが体験した事が無さそうな体験」が流行っている。タイムラインを見ていくと、とっておきのエピソードを語る一般ユーザーに紛れて、有名企業アカウントも参戦しているのだが……そんな中、阪急電鉄が不思議な世界の入り口を彷彿とさせるツイートをしていたためお伝えしたい。

・不思議な改札

2017年5月19日、関西の鉄道会社である阪急電鉄の公式アカウントがつぶやいた「#フォロワーが体験した事が無さそうな体験」。つぶやきは「この改札機を通る」のひと言のみだが、投稿には1枚の写真が添付されている。

写真を見ると、駅構内の扉に向かってポツンと設置された謎の改札が1つ。この改札は一体どこに続いているのか。あの扉の向こう側にはどんな世界が広がっているのか? どことなく不思議な世界の入り口を想像せずにはいられない。なお、この投稿に対するネットの声は以下の通り。

・ネットの声

「ホグワーツ城行けそう」
「トクベツ感スゴィ…///」
「どこの駅の臨時改札?」
「これ、仁川駅[HK-25]で発見。」
「仁川駅ですかね?」
「行き止まり・・・? ではなく柱のように見える所に『秘密の通路』?」
「一体その先には何が・・・」

──ネット民たちもこの改札の向こうに夢を感じているようだった。もちろん、普通に考えれば業務用の通路なのだが、扉の向こう側が「不思議な世界につながっていたら……」と想像するだけで少し楽しい。世界が不思議なことだらけだった子供の頃の「当たり前」。キラキラした気持ちを思い出させてくれてありがとう、阪急さん。

参照元:Twitter @hankyu_ex
執筆:中澤星児

▼不思議な世界の入り口