スイーツ界にも様々な流行があるが、決して廃れないだろう安定のフレーバーといえば、抹茶味をおいて他にはない。スイーツ命な女子から甘いものが苦手な殿方まで、あらゆる層からの支持を受ける抹茶系スイーツは、未来永劫 輝き続けるのである。

我らが最強のドーナツショップ「ミスタードーナツ」も、当然の如く抹茶味には力を入れているようだ。2017年4月7日から販売が開始された新商品『祇園辻利 抹茶スイーツプレミアム』を見てもそれは明らか。今日は、抹茶素人が犯しがちなミスと、プロは何を選ぶのかを皆さんに教えてしんぜよう。

・宇治茶専門店とのコラボ

ミスドは去年も抹茶をふんだんに使用した “和ドーナツ” を発売したが、今回はさらに気合が入っている。全8種類の新商品は、宇治茶専門店「祇園辻利」との共同開発によって生まれたもので、使われている抹茶はすべて「祇園辻利」のものだという。

その内容は、ドーナツが6種類にドリンクが2種類。“宇治一番摘み茶” のみを使ったこだわりの逸品となっているのだ。これは完全にガチだわ。完全にプロの抹茶好き、マッチャーをターゲットにしてるわ。というわけで、プロのマッチャーである私(あひるねこ)もさっそく新商品を堪能してきたぞ。

・ドーナツを頼むのは素人

ドーナツはポン・デ・リングやオールドファッションという超定番から、わらびもちや白玉のような和菓子まで幅広く揃っている。私の前に並んでいるお客さんたちも、こぞってこの抹茶ドーナツを頼んでいた。でもね~、ちょっと甘いよ君たち。そのチョイス、ドーナツみたいに甘いよ。

・プロの選択

たしかにドーナツもウマい。しかし、ガチで抹茶感を味わいたいなら『抹茶オレ』を頼むべきだ。正確には『抹茶オレ(税込302円)』か『抹茶オレ 豆乳ホイップ(税込356円)』のどちらか。その抹茶感において、これらはドーナツを大きく上回っているのである。

・本格的な抹茶の苦み

1口飲めば、濃厚な抹茶の風味に口どころか全身が包まれる。目を閉じると、そこは京都・祇園の地。これが創業151年、老舗の味どすえ。抹茶風、というより思いっきり抹茶そのもので、控えめな甘さと強すぎない苦みが、ちょうどいい塩梅となっているんどすえ。

『抹茶オレ 豆乳ホイップ』を注文すれば、上にたっぷり乗ったホイップでまろやかな抹茶を楽しむことも可能。このホイップ自体も決して甘すぎないので、抹茶の苦みを損なうことはなかった。とにかく抹茶をよこせ、というマッチャーは このどちらかを頼むといいどすえ。

・プロもドーナツが食べたい

ドーナツを選ぶのは素人と書いたが、すんまへん、私もドーナツ頼んじゃった。だっておいしそうなんだモン! 『白玉抹茶(税込183円)』は、加工黒糖入りの生地の中に抹茶ホイップとあずき、白玉が入っている和菓子仕様で激しくウマウマ。ここでも抹茶の苦みがいいアクセントになっていた。

・期間限定

つまり、結論としては抹茶が好きならどっちも頼め! はい、以上!! こちらの新商品は期間限定で、5月中旬までの販売となっている。うかうかしてると気づかないうちに終了しているかもなので、我こそはマッチャーという人は1度試しあれ。

参考リンク:ミスタードーナツ「抹茶スイーツプレミアム」
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼抹茶オレ 豆乳ホイップ(税込356円)

▼白玉抹茶(税込183円)