私(佐藤)が電気加熱式タバコ「iQOS」に変えてから、早いもので1カ月以上が経過した。最初はそれまでの紙巻きタバコとiQOSを併用していたのだが、2週間程度で完全移行して、今では、iQOSだけを吸っている状態が続いている。
そんなある日のこと、ふとしたきっかけで、紙巻きタバコを吸ってみた。以前のタバコの味を確認するつもりだったのだが、実際に吸ってみると……。ナニコレ!? クソまずい! よくこんなもの吸い続けられるなあ~ッ!!
・寝起きがいい
iQOSライフを送るうちに、私はさまざまな利点に気が付いた。まず最初に寝起きが爽快であること。紙巻きタバコを吸っていた時には、前日に吸い過ぎると朝は喉がいがらっぽくなっていた。タンが絡み、ひどい時には咳込んで目が覚めていた。それが今はまったくない。
・変な咳がなくなった
次に、喫煙者特有の変な咳をしなくなった。タバコを吸う人ならわかると思う。よく、ヘビースモーカーが「ゲホゲホ」と咳込む、アレだ。アレが一切なくなった。総じて喉が楽である。
・歯磨きで「オエ!」ってならない
そして、歯磨きの時に、「オエ!」ってならなくなった。これまた、ヘビースモーカーあるあるなのだが、タバコを吸い過ぎていると、奥歯を磨く時に「オエ!」ってなる。それが今では全然ない。
・紙巻きタバコを吸ってみると……
これらを踏まえて、1カ月ぶりに紙巻きタバコを吸ってみると……。控えめに言ってもクソまずい。たき火の味がする。煙たくて、タバコ本来の味が全然わからないじゃないか。口に一息入れた瞬間に、「うわ~ッ!」と声を上げてしまった。紙を焼く匂いは耐えられない。少し吸っただけで、すぐに火を消してしまったくらいである。
あくまでも個人的な感想だが、電気でタバコを加熱するのとライターでタバコに火をつけるのは、全然違うようだ。振り返ってみても、なんで紙巻きタバコがおいしいと感じていたのか……自分自身不思議でならない。ナニがウマいと感じていたのだろうか?
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24