映画『ターミネーター』シリーズで日本でもお馴じみのアーノルド・シュワルツェネッガーは、カリフォルニア州知事を退任後も多数の慈善団体などに関わり、様々な活動を続けている。
そんなシュワちゃんが、自身が携わる知的障害者のためのスペシャルオリンピックスについて、「そんなオリンピックは意味がない!」と発言した人に喝!! そのターミネーターを彷彿とさせるような反撃ぶりが、超カッコいいと話題となっているので紹介したい。
・スペシャルオリンピックスに携わるシュワちゃん
スペシャルオリンピックスは、第35代米国大統領ジョン・F・ケネディの妹ユニス・シュライバーによって、スポーツに興じる機会が少なかった知的障害者に活躍の場を与えることを目標に設立されたスポーツイベントだ。
シュワちゃんはユニスさんの娘マリアさんと結婚していたため、ここ何年もスペシャルオリンピックスに携わり、2017年冬季世界大会は彼の母国オーストリアで開催されるため、特に入れ込んでいるようである。
・耳を疑うようなコメントを投げかけたユーザーが出現
そんななか、シュワちゃんがTwiiterに「世界においても本当に素晴らしい選手達だ」と、スペシャルオリンピックスの出場選手を讃えるコメントを投稿。
すると、あるユーザーが「スペシャルオリンピックスなんて意味がない。オリンピックは誰がベストかを決めるために競う、世界最高レベルの選手達のためにある。知的障害者が競い合うなんて、その真逆じゃないか!」という、耳を疑うような発言を投稿したのである。
・ターミネーターのごとくシュワちゃんが反撃!
そんな辛辣なコメントに、すかさずシュワちゃんが以下のように切り返しているのだ。
「スペシャルオリンピックスの出場選手は勇気と思いやり、知能と技術といったポジティブな人間の特性を君なんかより持ち合わせている。彼らを見習って学び、自分にチャレンジを課して世界に何かを返すか、もしくは、嫉妬心から人を軽視する哀れで悲しい人間でい続けるか二つの道がある。
君が人の注意を引きたいのは分かるが、そのままでは誰も君のことを覚えてくれることはないだろう」
と、ターミネーターのごとく反撃! そのユーザーは後に問題のコメントを削除しているのだが、それがいかに、その人物が小さい人間であるかを証明しているのではないだろうか。
映画のなかで敵を軒並み倒していくターミネーターばりに、オフスクリーンでもシュワちゃんは正義の味方っぷりを発揮しているようだ。
参照元:Twitter @TJFixman、People(英語)
執筆:Nekolas
▼ターミネーターのごとくシュワちゃんが反撃したTwitterのやり取りはこちら
Terminated. (@Schwarzenegger) pic.twitter.com/GsoyCnBFHX
— TJ Fixman (@TJFixman) March 24, 2017