2017年2月27日、満を持して日本で発売となった超高級スーパーカーが……ホンダ「新型NSX」である。その価格はなんと税込2370万円! 現時点で販売されている日本メーカー製車両の中では最高額だ。

そんな中、ホンダの公式Twitterで横浜港に到着した新型NSXの写真が公開され、スポーツカーファンの間で話題となっている。発売開始から2日が経とうとしている今、納車された新型NSXがさっそくどこかでエンジン音を響かせているかもしれない。

・米国の専用工場で製造

車に詳しい方はご存知の方も多いかと思うが、新型NSXは日本と米国のホンダが共同で開発。約7000万ドル(約73億円)という費用を投じて建設された米国の専用工場で製造されているスーパーカーである。

職人の手作業によって製造が行われるため、1日に生産出来る台数も非常に少なく、2016年から販売が開始されている北米では以前、受注から納車まで2年待ちという発表があったほどだ。

・新型ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用

そんな国内外問わず人気の新型NSXの特徴は、V型6気筒3.5リッターのツインターボエンジンと3基の電気モーターを組み合わせた新型ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用している点である。

これは前輪の左右と後部にそれぞれモーターを搭載。タイヤを個別に制御することでハイレベルの操作性を可能にしたホンダ独自の駆動システムだ。ハイブリッド車ならではの12.4km/Lという優れた燃費性能も見逃せない。

・ホンダが横浜港に並ぶ新型NSXの写真を公開

冒頭でお伝えした通り、発売開始となった2017年2月27日、ホンダの公式Twitterで、横浜港に並ぶ新型NSXの写真が公開された。きっと、スポーツカーファンの方はこの画像を見るだけでもワクワクしてしまうことだろう。

いよいよ納車が開始された、新型NSX。ついにその姿を間近で見られるチャンスが訪れるかもしれない。興味のある方は、公式ホームページでマシンの全貌を確認してみてはいかがだろうか。

参照元:Twitter @HondaJPHonda「NSX」
執筆:K.ナガハシ

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