work
働かないと生活出来ないし、やはり1日の大半を過ごす仕事は、やりがいを持って楽しく取り組めた方が良いだろう。

しかし、そんな風には思えない仕事はたくさんある……。そこで、ある海外企業がアンケート調査を行い、「退屈な仕事ランキングTOP10」が明らかになったというので紹介したい。

・退屈な仕事ランキングTOP10が発表!

「退屈な仕事ランキング」を作成するために、1300の職種に就く人々を対象にアンケート調査を行ったのは、雇用や給与に関するデータを集計する英企業「Emolument:イモールメント」だ。では以下が、トップ10をまとめたものである。

1位:法律関係の仕事
2位:企画マネージメント 
3位:サポート事業
4位:財務管理
5位:コンサルティングと経理
6位:金融サービス&銀行
7位:エンジニアリング
8位:販売
9位:マーケティングと広報
10位:人事課

1位に輝いた法律関係の仕事は、なんと10人に8人の従業員が「仕事が退屈だ」と答える結果に。見てお分かりのように、少し固い印象がある職業が多数ランクインしていて、デザインなどのクリエイティブ系の仕事は登場していない。

・仕事を退屈に感じている人が最も多い国は!?

そして、仕事を退屈に感じている人が最も多い国のランキングも発表されている。

1位:アラブ首長国連邦(UAE)
2位:イタリア
3位:アメリカ
4位:シンガポール
5位:アイルランド
6位:スペイン
7位:香港
8位:イギリス
9位:フランス
10位:スイス

意外にも、石油で超リッチなUAEがトップに輝いているのだが、TOP10の全てが先進国(香港は特別行政区)という結果に。やはり生活が安定していると、発展途上国のように「仕事があるだけで有難い!」と思えなくなってしまうのかもしれない。

・退屈な仕事は若年層が敬遠してしまう!?

イモールメントのCEOは、新卒者や若年層に敬遠されると、法律関係や経理など欠かせない仕事を志望する人が減少したり、すぐに転職してしまう可能性を懸念している。よって、TOP10にランクインしてしまった職業は、従業員にやりがいや満足感を与えられるように、職場環境を整えていくことが大切だとコメントしている。

朝起きた時に、「今日も仕事かあ~……」とどんよりした気持ちで出勤するよりは、「よし! 今日も頑張るぞ」と思える仕事の方が良いに決まっている。職探しの時点で、しっかりと自分の希望や適性を見極めることも大切ではないだろうか。

参照元:Emolumentindy100(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.