薄型テレビ、スマホ、VRなどなど……あっという間に私たちの生活の中に溶け込んでゆく最新技術。その進歩の速さにはいつも驚かされるばかりである。
同じくドローンの世界でも、技術の進歩はまだまだ止まらないようだ。なんと、米国の研究チームが、姿から動きまでコウモリそっくりのドローンを開発したという。
・ドローンの名前は「バットボット B2」
米国「カリフォルニア工科大学」と「イリノイ州立大学」の研究によって開発された、コウモリ型ドローンの名前は『バットボット(BATBOT)B2』だ。
・飛び方までコウモリに酷似
バットボットの最大の特徴は、見た目だけでなく飛び方までコウモリに酷似している点。翼を羽ばたかせながら飛行するこのドローンは急旋回や急降下など、プロペラ式ドローンでは実現できなかった飛び方が可能とのことである。
動画では実際に飛んでいる様子を確認できるのだが……もはや生き物にしか見えないではないか! 飛行中の動きに加え、翼に貼られた特殊なシリコン製の膜も “生物” っぽさを感じさせる大きなポイントだ。
なお、本体重量も本物のコウモリとほぼ同じで、たった93グラムとのこと。プロペラが付いていない上に軽量となれば安全性も高そうだ。商品化については未定のようだが、今後もしかするとドローン市場にコウモリ型の新種が出現するかもしれない。
▼「バットボット B2」がこれだ!