ぎょうざと聞いて、皆さんはどのお店を想像するだろうか。おそらく、ほとんどの人は『餃子の王将』や『大阪王将』『ぎょうざの満洲』といったチェーン店。中でも全国各地にある『王将』は、ブッチギリで知られているため、想像する人は多いに違いない。
だが、ところ変われば考えも異なるもの。なんでも、宮崎県だとその答えはほぼ『ぎょうざの丸岡』一択となるらしい。同店は県内で知らない人はいないほどの知名度を誇り、CMだって流れているという。
・宮崎県で大人気の『ぎょうざの丸岡』
宮崎県に本社を置いており、九州を中心に販売している『ぎょうざの丸岡』。実をいうと、私(筆者)はその存在を知らなかった。調べ物をしていたところ、たまたま発見。おいしそうなので食べてみたいと思ったのが、出会いの始まりだった。
公式サイトを見れば、日本一のお取り寄せグランプリ(ぎょうざ部門)の文字が目に入る。おやおや、穏やかじゃないねぇと思いつつも、それがどれほど人気なのか見当もつかない。そこで、ひとまず宮崎県出身の知人に知名度を聞いてみることにした。すると……
どうやらそのウマさと人気は確かなようだ。というより、生粋の宮崎県民から「とても好き」のお墨付きである。なおさら食べねばなるまい! ということで、さっそく営業所へ買いに行ってみた。
・凄まじい売れっぷり
私が訪れたのは、福岡県の空港東店。ぎょうざ専門店な上、持ち帰りのみの販売なので店舗はそれほど大きくない。しかし、人気の理由を知ったのはそこから。営業時間が10時〜売り切れまでというだけあって、訪れた夕方前の時間帯だと滑り込み状態に近かったのだ。
個数は10個から選択可能。どれくらいが売れ筋なのか店員さんに聞いてみたところ、「男性なら10個はペロリと食べちゃうと思います」とのことなので、20個(520円)入りを購入した。せっかくなので「タレ(76円)」も合わせて買うことに。
・灼ウマぎょうざ
で、気になるのは味だが、普通のぎょうざと違うのは、消費期限が圧倒的に短いというところにある。なにせ同店のぎょうざは “生ぎょうざ” 。食べられるのは、製造日からわずか4日間しかない徹底ぶりだ。そしてそれがおいしさの秘訣に繋がっていた。というのも、説明書通りに作って食べてみると……ウマッ!
生野菜と生肉がぎっしり入った中身、そしてニンニクの香りが口の中に広がると、もはや昇天不可避。正直、今まで食べたぎょうざの中で一番ウマいかもしれないというのが率直な感想である。これなら米3合だってイケる……ビールと一緒だとギルティになってしまうことだろう。これは激ウマ、いや灼ウマだ!
・ぎょうざ好きは食べるべし
値段以上のクオリティーで、いくらでも食べられそうな『ぎょうざの丸岡』。よく考えたら、取り寄せで人気ということは、全国各地に熱烈なファンがいることにも繋がる。おそらく、ヤミツキになる人が後を絶たないのだろう。ぎょうざ好きなら知らなきゃ損。食べずに死んだら化けて出てもおかしくないので、お試しあれ!
参考リンク:ぎょうざのまるおか
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼保存も徹底
▼さっそく作ってみた!
▼男性でも簡単に作ることができる
▼完成!
▼オリジナルのタレも絶妙なので一緒に買うのをオススメ