2001年に公開されたファンタジー・アドベンチャー映画『シュレック』は、本国アメリカのみならず日本でも大ヒット! 家族ぐるみで楽しめる本作は第4弾まで製作されるシリーズとなったが、実は名作映画へのオマージュがテンコ盛りなのである!
何気なく見ていたら気づかないが、そのトリビュートっぷりを紹介した動画がスゴいので紹介したいと思う。「このシーンは、この名作へのオマージュだったんだ~」と驚くこと請け合いである!
・『シュレック』は名作映画へのオマージュがテンコ盛り!
『シュレック』のトリビュートぶりを紹介したのは、動画共有サイトVimeoのユーザー、ボラ・バロッソさんだ。筆者は、オリジナルと『シュレック2』を見たことがあるのだが、鑑賞中に「このシーンは、あの作品からのシーンだな」と気づくところもあった。
例えば、ガラスの棺に入ったプリンセス・フィオナがシュレックと小人に囲まれるシーンは、明らかにディズニー映画『白雪姫』がもとになっている。また、フィオナが森で敵と戦い空中で静止する場面は、キアヌ・リーブス主演の『マトリックス』からのシーンである。
・『インディ・ジョーンズ』など人気映画からのシーンも!
しかし何気なく見ていたら、見逃してしまいそうなトリビュート・シーンもいっぱい! オリジナル版でシュレック&ドンキーとフィオナが吊り橋を渡っている時、橋が崩れて崖に宙ぶらりんになるシーンは、『インディ・ジョーンズ / 魔宮の伝説』へのオマージュなのである。
他にも、横暴なファークアード卿がドラゴンに食べられてしまう画面は、『ジュラシック・パーク』のシーンそのまんまである。
・ディズニーアニメ映画に敬意を表すシーンが満載!!
そして、『シュレック』はアニメ映画だからか、ディズニーアニメの名作を彷彿とさせるシーンが数多く登場しているのだ。前出の『白雪姫』の他に『美女と野獣』、『ダンボ』や『眠れる森の美女』など、アニメ映画の不朽の名作に敬意を表し、その素晴らしさを潜在的に伝えようとしているかのようなのだ。
『シュレック』の製作に携わったクリエイター達はディズニーアニメを見て育ち、アニメ業界を目指したのかもしれない。そんな想いが、きっと『シュレック』に込められているのでないだろうか。
▼『シュレック』は名作映画へのオマージュがテンコ盛り!