以前の記事で、「明星一平ちゃん 夜店の焼きそば チョコソース味」についてお伝えした。明星は過去に、ショートケーキ味を発売し、酷評を浴びたにもかかわらず、チョコレート味で清々しいほどのマズい商品を生み出してしまったのだ。
その明星と同じ轍を、まるか食品は踏んでしまったようだ。2017年1月16日に発売した「ペヤングチョコレート焼きそば ギリ」を食べてみたところ……マズい。まるか食品は、一平ちゃんよりも後発なのにもかかわらず、わざわざ後出しでマズい商品を世に送り出してしまったのである。ガッカリだぞ、ペヤング。失望した……。
・疑いを持って購入した
大体購入する前から、想像がついていた。その点でいえば、買った私(佐藤)が悪いのだ。どうせ、美味しくないのでは? という疑いを持ちつつ、商品を手に取ってしまったことが失敗の始まりである。
商品を開封してみると、後入れのかやくと焼きそばソース。それに麺しかない。つまり、このソースにチョコレートが入っているということなのだろう。よく見ると、チョコを思わせる濃い色をしている。
・匂いが甘い!
通常とおり、熱湯を入れて湯切りをする。作るプロセスが完全にペヤングの “ソレ” なので、まさかこの先にチョコレートが待っているとは、想像できない。さて、ここからが本番だ。まずはソースを開封して、麺の上にかけてみると……。
うわ! めっちゃチョコレート臭がする。これ匂いがすでにかなり甘いんだけど。麺にかけて食うのが、とてもためらわれる。一平ちゃんのトラウマが蘇るじゃないか。まさか、同じ感じなのか!?
・試食してみると
後入れのかやくを麺の上にふりかける。う~ん……匂いがとても食欲を削ぐ。まったくいいイメージが抱けないまま、試食してみることに。
もしや、匂いは甘すぎるけど、味のバランスは取れているのではないか? そんな期待を抱いたものの、自分の考えの方が “甘い” ことを思い知らされた。
うっわ! あめえええ!! 一平ちゃんよりも多少甘さが控えめだけど、そもそも焼きそばを食って、「どっちが甘いか?」なんて考えると思わなかったぞ。一口で断念するレベル。
・全員拒絶
編集部にいた4人のメンバーで試食してみたのだが、全員が拒絶反応を示した。なぜ、ペヤングは今回チョコレートに手を染めてしまったのか? 奇抜商品で成功している例もあるというのに、バレンタイン商戦に踏み込んでいく必要があったのか? 今回のまるか食品の選択には、正直失望を禁じ得ない……。
参考リンク:まるか食品「ペヤング チョコレートやきそば ギリ」
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼食べた全員の答えは「ノー」だった