2017-01-16-15-17-09

見るからに、「」が哺乳類の中で最も人間に近い動物なのはいうまでもない。しかし姿だけではなく、心も人間に近いようだ……今回は、思わずそんなことを感じてしまう猿の映像をご紹介しよう。

その動画は、インドはラージャスターン州に生息する「ラングールモンキー」という種の猿の群れの中に、小猿の姿をしたロボットを置くところから始まる。想定外のアクシデントから見えた、猿達の感情溢れるリアクションをご覧いただきたい。

・本物の小猿にしか見えないリアルなロボット

動画の冒頭に映し出される小猿の姿をしたロボット。左目にはカメラが搭載されており、猿の映像を間近で捉えられるほか、しっぽを触ると動いたり、皮膚の質感がリアルに再現されていたりと、パッと見たところ本物にしか見えないリアルな仕上がりだ。

・想定外の事故が起きる

本物に近いとはいえ、初めは警戒している様子の猿達。やがて危険でないことがわかったのか、猿達の方からロボットに触れ合いに行くようになる。そしてこのあと、想定外の事故が起きてしまうのだった。その事故とは……

1匹の猿が誤ってロボットを高所から転落させてしまい、その衝撃でロボットが故障。カメラはかろうじて動作するものの、顔や身体がまるで死んでしまったかのように動かなくなったのである!

・騒がしかった猿達が一斉に静かに

注目すべきはここからだ。なんと、動かなくなったロボットを見た瞬間、騒がしかった猿達が一斉に静かになり、本当に死んでいるのかを数匹の猿が確かめに来たかと思えば、やがて仲間同士で抱き合って悲しみを分かち合い始めたではないか!!

なんと強い仲間意識だろうか。人間そっくりに悲しむ猿達の仕草を見ていて自分まで切なくなってしまったのは、きっと筆者だけではないハズだ。ぜひ、動画でその心揺さぶられるシーンをご確認いただきたい。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼ロボットのサルの死を見て「マジで悲しむ本物のサル達」の映像がこちら