酒を愛する皆さん、こんにちは! 本日1月16日は『禁酒の日』らしいです。酒は心のエナジードリンク、明日への活力! そんな酒を禁じる日があるなんて誰得だべらんめえ!! この記念日の責任者は表に出やがれッ!
そう思ってしまうほどに酒を愛している私(りょう)ですが、実はいま一滴も飲めません。禁酒を決めたというよりも「酒を受けつけない身体」になってしまったのです。あの事件が起こってからは……!!
・酒を飲まなくなった理由
それは先日のこと。仕事中に酒が飲みたくなりました。12時くらいだったかな? 真っ昼間の酒ってイイんですよね……まあ、私はできることなら四六時中飲んでいたいんですが。っていうか、職場で飲んじゃいけないってコンプライアンスあったっけ? ひょっとしたら効率上がるんじゃね? むしろ飲んだ方がいいんじゃね? というわけで、飲むことにしました。
そうと決まれば気持ちは急ぐばかり。早くハッピー気分で仕事したい! さっそくコンビニで焼酎の「大五郎」2.7リットルボトルを購入。ウーロン茶割りなら永遠に飲める自信があります。酒を作りながら鼻歌なんか歌っていました。できたーーーーーー♪
とりあえずグビグビッと一杯。ウメェ……みんなが働く中で飲む酒が、こんな至極の味わいとは思いませんでした。頭もスッキリして、心なしかサクサク仕事がはかどります。酒スゲェーーー!! 思った通り、飲んだ方が全然効率が上がりそうです。これって社会を覆す大発見なのでは……。
飲めば飲むほど体温が上昇してきて、心も身体もポッカポッカ。濃い目の焼酎が全身に沁みわたるたび、言葉が泉のように湧いてきてパソコンを打つ手が止まりません。マジサイコー。酒があれば俺最強。先輩がなんぼのもんじゃい。P.K.サンジュン佐藤英典GO羽鳥もワンパンKO。
もうコップにつぐのもめんどくさいからラッパでいいや。パソコンを打つカタカタいう音だけが頭に響く。あ~みんなも飲めばいいのに。ひとりって孤独だわぁ。俺の酒が飲めないのかコノヤロー!! 戦う! 戦う! さみしさと戦う!!
でも、さみしいから、以前勤めてた会社に電話しちゃおっと♪ 編集長元気? 締め切り間に合って良かったね♡ 今度一緒に飲まない? 仕事? 超余裕⊂二二二( ^ω^)二⊃
・気持ち悪い
急に来た。ヤツは急にやって来た……。体の奥からぞわぞわとのど元にせり上がってくる感覚。太古の昔から飲みすぎた者に与えられる試練。そう、ゲロである。止まらない汗、のどを焼いて鼻に抜ける酸っぱい香り。背中にはびっしり鳥肌が立ち、とにかく気持ち悪い。ごめんなさい、すみません。酒の神様、僕を許して……。
気づけば編集部に敷かれた布団の上でした。編集部員たちの証言によると、「顔面蒼白で電気を消したり謎の行動をした後、トイレにこもりっきりになった」とのことでした。
約6時間ほど眠っていたそうです。ヒドい二日酔いで、この後の記憶もあいまいですが、何とか電車がある時間に帰宅。ちなみに、嫁からは「帰りオセェし、酒クセェし、テメーは何なんだ?」とこっ酷く叱られたことを報告しておきます。
──以上のことがあり、私は酒を飲めなくなりました。体調の問題ではなく、すさまじい自己嫌悪に陥ったことが原因です。まさか30代半ばのオッサンになって、しかも職場でこんな失態をするとは……大人として恥ずかしい。
本日『禁酒の日』にちなみまして、しばらくはこのまま酒を飲まない生活を続けることを誓います。そして、この度は……
仕事中に酒飲んで、すみませんでした!!!!
Report:りょう
Photo:RocketNews24.
▼重ね重ね
▼すみませんでしたァァァアアア!