
明るさと明け透けで軽い気風が持ち味の大阪。私(中澤)は生まれも育ちも大阪の生粋の浪速っ子である。ちなみに両親も生粋の大阪人だ。そんな大阪以外知らない私が上京して2016年で10年目。思えばいろいろあったものだ。
この10年間でひしひしと感じたことは、西と東の違いである。同じ日本なのに、大阪と東京では何から何まで全然別モノ。そこで今回は、上京してきて初めて「変」だと気づいた大阪の日常的出来事6選をご紹介したい。
・その1「ヤンキー」
私が22歳くらいの頃、地元の泉南にはまだ余裕でヤンキーが生息していた。大学の帰り、夜道をチャリで走ってると、同い年くらいのヤンキーとぶつかった。「どこ中や!」と絡んでくるヤンキー。
完全にシバかれる流れだったが、中学名を答えると「おお! ○○(小学校から同級生のヤンキー)知ってるか?」という話になって事なきを得た。これは私の地元では珍しい話ではない。地車祭りの青年団がみんなヤンキー上がりなので、祭りに参加する派手好きは自然とヤンキーに憧れるのだ。2015年に帰った時も普通にヤンキーがいた。
・その2「駅員さん」
大阪の駅員さんのサポートがトゥーマッチなことに気づいたのは、上京して東京にも慣れたころ。帰郷したタイミングで、気になっていた映画がどうしても見たくなり、上映されている映画館を検索して最寄り(と思われる)駅に降り立った私。
駅員さんに出口の場所を聞いたら「どこ行くんや?」と聞かれた。映画館に行きたいと答えると「こんなとこに映画館なんかないで! どっかと間違ってるんちゃうか?」と駅員さん。そんな駅員さんと話しているうちにお腹いっぱいになってきて「そこまで映画が見たかったわけじゃないな」と思って帰ったのを覚えている。
・その3「呼び込み」
大阪で地味に面白いのが、飲み屋や風俗の呼び込み。通常なら呼び込みは、店に連れていってナンボだ。そのため、東京の呼び込みは「あくまで店に連れていく」という目的意識がハッキリしている。
しかし、大阪は笑わせたら勝ちだと思っている節(ふし)がある。そのため、道を歩いているといきなり呼び込みにボケられることもしばしば。おまけに、彼らは普通に脱線する。そして、笑いが取れたらそこそこ満足そうに帰っていくのだ。何がしたいねん! いや、笑い取りたいのは分かるけども!!
・その4「オッサン」
大阪にはたまに半端なく怖いオッサンがいる。電車の中でガチギレて怒鳴られながら投げられるなど、私(中澤)は結構怖いオッサンに出会ってきた方だと思うが、そんな中でもNo.1が22歳の頃に出会ったオッサンだ。
ギターを背負って当時やっていたバンドのリハーサルにチャリで向かっていた私。細い道でかなり重量級のオッサンが前を歩いていたので、その道を抜けるまで後ろをついていくことに。そうしていると、オッサンがよけてくれたため脇を通り抜けたところ……
「ありがとうはどうしたぁ!?」そう聞こえるが早いか、私の体は自転車やギターもろとも壁に投げつけられた。その後、重量級のオッサンにシバかれたのだが、ギターだけは死守。傷とかつかなくてよかった。東大阪のオッサンにはマジでヤヴァイのが混じってるから気をつけろ。
・その5「ヤクザ」
ヤクザがたまに友達みたいに話しかけてくる。
・その6「ホームレス」
最近気づいた「ヤヴァさ」がこれ。鶴橋から東大阪の近鉄線沿線を朝早く歩くと、ガチでぶっ飛んでるホームレスが物乞いしてくる。帰郷した時、友達との待ち合わせまでの時間つぶしで、朝早く街をフラついたことが2回ほどあるのだが、どちらの時も目が完全にぶっ飛んだホームレスが話しかけてきた。
1回目は「バスに乗りたいから100円ください」と言われ、思わず「100円じゃ乗られへんやろ!」と突っ込んでしまった。2回目は、胸ポケットにタバコを入れて歩いていた時、「タバコ持ってへんか?」とライターをカチッとしながら聞かれた。
2人に共通する特徴は、「無理!」とかかなり明確に断らない限り、判で押したように同じ動作と言動を繰り返すところ。2人ともしばらく動きを観察した後、「ないです」と断ったら「そうか」とどこかに歩いていった。
──以上である。有名なものからディープなものまで、大阪の日常風景をご紹介させていただいた。特殊な場所と言うと、あいりん地区と飛田新地が有名だが、実は普通に見える場所でも結構「ならでは」な出来事が起こる。そんな部分も全て含めて、私は大阪を面白い街だと思うし、改めてなんでも受け入れる懐の深さに感動のようなものを覚えた次第だ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
中澤星児



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