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一時の中国人観光客の「爆買い」景気も一段落。今は逆に、爆買いしていた観光客が来なくなったことを、「爆去り」なんて言われたりもしている。それでも、2020年の東京五輪に向けて、外国人観光客をターゲットにしたお店が続々と開店するだろう。

今回紹介する「板前寿司 江戸」も、そんな外国人観光客層を狙ったお店のひとつだ。ここは、劇場型寿司屋と銘打って、ちょっと変わった店構えをしているという。一体どんなお店なのか、気になったので行ってみた。

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・アメリカ映画の日本

お店は、東京メトロ赤坂見附駅から徒歩約3分のところにある。外観からはわからないが、中はスゴイ。ド派手だ。まあ、和風ではあるものの、アメリカ映画で見るような “日本感” 丸出しである。

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入るとすぐに下駄箱があって、靴を脱ぐことになる。店内は全面座敷。そして、入り口付近に着物がかけてある。「外国人に羽織ってもらおう」という狙いだろう。

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・日本の文化がミックスされすぎ

さて、店内に入るとマジで劇場のような形だ。その中央に板場のようなところがある。その天井には、相撲の吊り屋根のようなものが。さらに、その吊り屋根の真下にデカいちょうちん。まだあるぞ、座敷の天井には酒樽が逆さまに据えられている。

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さらに屋根の向こうには、絵巻物風の屏風だ。つまり、店内は日本文化がこれでもかミックスされた空間だ。

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まあ、外国人観光客にはこういうのがウケるのかもしれないけれど、日本人の私からすると「ここ寿司屋?」と思わなくもない。

・ファミレスサラダに迎撃される

とりあえず寿司を食おう。「こぼレインボー寿司」(2980円)という、ネタ4種がこぼれるほど盛られた巻きずしがあるそうなので、それを食べることに。そして寿司が来たと思ったら……

最初に出てきたのはサラダだ。ファミレスかよ! 
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次に小鉢として3種。天ぷらとマグロカツと煮物。これはまあまあ美味しかった。
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・メインの「こぼレインボー寿司」

そして、いくら・ウニ・マグロ・カニがぶっかかった、こぼレインボー寿司。そこそこ量があるように見えるけど、後からホームぺージのメニュー写真と見比べたら、メニュー写真と量が全然違うような気も……。”こぼレ” だけに、私の分だけこぼれてしまったのだろうか……。まあ、いい。

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それよりも私が気になったのは、ビニール手袋をつけた手で寿司が握られることだ。衛生面や外国人に受け入れられやすい点を考慮しているのだろうが……。「寿司は素手で握るもの!」と思っている私のような日本人にとっては、違和感を覚えてしまうかも。

・外国人の友達を連れて行くといい

とにかく、この「板前寿司 江戸」は、外国人ウケはしそうだ。だから外国人の友達なんかを連れて行くといいだろう。もし日本人の友達と行く場合は……「アメリカ映画の中の寿司屋に来た」と考えるのが、楽しむコツではないだろうか。

・今回訪問した店舗の情報

店名 板前寿司 江戸
住所 東京都港区赤坂3-9-2 No.R赤坂見附 1F
営業時間 11:30~23:00
定休日 なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24