2014年、覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕された歌手のASKA容疑者。執行猶予期間中だった2016年11月28日に同法違反で再逮捕されたことは、みなさんご存じのことだろう。
ASKA容疑者についてはさておき、ネットを中心に波紋を呼んでいるのがASKA容疑者の自宅に押し掛けたマスコミ陣のマナーの悪さだ。ASKA容疑者が所持するベンツのエンブレムがへし折られたかと思えば、タクシー内の映像が流出するなど、一線を越えた姿勢に疑問の声が上がっている。
・ボンネットもボコボコ
週刊ポストが報じたところによれば、ベンツのエンブレムをへし折られ、ボンネットもボコボコにされたというASKA容疑者。「器物破損で訴えてやる!」と憤慨していたとされるが、確かに加害者は訴えられてもおかしくない下劣な行為だ。
また、記憶に新しいところでは逮捕前のASKA容疑者を乗せたタクシー内の映像が流出。いくつかのテレビ局が放送するなど「プライバシー侵害」とも捉えられかねない報道合戦を繰り広げた。
一連の報道姿勢に対し、ネット上で大きな話題になっており、むしろASKA容疑者の再逮捕が霞むほどである。さらに言うならば、マスコミを擁護するような発言はほとんど見られなかった。一部の声をご紹介しよう。
・ネットの声
「報道のためなら何してもいいのか」
「これはマスゴミと言われても仕方ない」
「調子乗りすぎだろ」
「ASKAの罪とこの件は別問題。訴えて欲しい」
「あれだけカメラ回ってたら誰が壊したか特定できるだろ」
「そこはテレビ局同士の協定があるんですよ……」
「自分たちには報道の自由が適用されないのな」
「今から一緒に殴りに行こうか」
個人的には、ワザとではないにせよ……いやワザとじゃないならば、エンブレムを破壊した本人が名乗り出て賠償する責任があるように思う。ネットの声にもあったが、ASKA容疑者の罪とは全く別の話だからだ。この件についてあなたはどう思うだろうか?
参照元:Newsポストセブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.