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【パクりすぎ】中国版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』がチープすぎてヤバイ

2016年11月30日

madmax
なにかと中国は、キャラクターのデザインや歌など、パクりで大きな問題になっている。以前に、ボリウッド風になったインド版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』っぽいPVを紹介したことがあったが、今度は中国版が登場!

さて、『マッドマックス』命な ‟V8” を掲げるウォーボーイズの皆さんは、このパクりまくりな予告編を見て、どんな感想を抱くだろうか!?

・中国版『マッドマックス』がヤベえ~!!

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をパクリまくったような中国版は、『Mad Shelia』というタイトルが冠されている。どうやら、‟マッド” なところは同じで、マックスではなく「Shelia:シェリア」という名の男がお怒りらしい。

さて、問題の予告編は砂漠のシーンからスタートし、一目瞭然で『マッドマックス』シリーズと同じく、荒廃した近未来が舞台設定のようだ。次に、どんな場面が展開されるのかおっかなビックリ眺めていると、予想通り、マッドマックスに登場するような暴走族やジープ&トラックが出現!!

・パクりまくりだけどチープな香りがプンプン!

そして、画面に姿を見せた登場人物達が、荒廃感漂う世紀末的なコスチュームに身を包んでいるところも、マッドマックス感タップリなのである!! 

しかし、どう見ても予算不足なチープな作りで、「パクりだ」どうこう言う前に、インパクトのなさを痛感させられてしまう……。

・訴えられる可能性があるかも!?

複数の米メディアは、中国の映画会社が、ディズニーアニメ映画『カーズ』をパクって製作した作品『The Autobots』の例を挙げていた。

ディズニーは、『The Autobots』の内容とキャラクターが『カーズ』にソックリだと、中国の製作会社を訴える訴訟を起こしたのだが、下手をしたら『Mad Shelia』も、同じ道を辿ってしまう可能性がありそうだ。

映画や音楽、アニメなど芸術の分野では、全ての作品がオリジナルであるべきだと思う。他作品の多少の影響はアリだとしても、そのままをパクるのは、アーティストの誇りに反していると言えるのではないだろうか。

参照元:YouTubeMashableThe New York Times(英語)
執筆:Nekolas
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼中国版『マッドマックス』と呼べそうな、『Mad Shelia』の予告編はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=5iO-zjhHvg4

▼本家『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の予告編はこちら

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