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‟干し草の中から針を探す” という表現があるが、これは、「見つかる当てのない物を探して、無駄骨を折る」という意味である。

しかし実際に、干し草の中から針を探して見つかることもあるという、稀なケースが起きたので紹介したい。なんでも、ある女性が料理中にダイヤの結婚指輪を紛失してしまい、ゴミ処理場でゴミの山をあさりまくった結果、不可能を可能にしてしまったというのである!!

・料理中にダイヤの指輪を紛失！

米ニューヨーク州ロングアイランドに住むコリーン・ディックマンさんは、料理をしている最中に、指にはめていたダイヤの婚約＆結婚指輪が抜けて、キッチンのゴミ箱に落としてしまったことに気づいたという。

しかし、その事実に気づいた時には手遅れで、すでにゴミ収拾車がゴミを回収して、ゴミ処理場に向かった後だったのだ！　それでも、諦め切れなかったコリーンさんは、夫と一緒にゴミ処理のトラックを追いかけ、業者に指輪を探したいと頼み込んだのである。

・ゴミ処理場の従業員が、残飯の中から指輪を発見!!

すると、彼女を気の毒に思った従業員8人が助けを申し出てくれ、総勢10人で指輪を探すことに。メディアのインタビューに応えた従業員の一人が、明らかに動揺した様子のコリーンさんはゴミ袋を引き裂き、どんなに汚いゴミをもかき分けて必死になっていたとのこと。

そうこうするうちに4時間が経ち、ある従業員が、残飯の中に婚約＆結婚指輪のセットを発見!!

・指輪が見つかった途端に感激して涙！

まさか、見つかるとは夢にも思っていなかったというコリーンさんは、指輪が出て来た瞬間に泣き出し、指輪を見つけてくれた従業員を固く抱きしめていたそうだ。

ちなみに筆者の兄は、結婚式当日に結婚指輪を失くし、兄嫁が「さすがに縁起が悪すぎる！」と、兄が通ったルートを辿り指輪を探しに出かけたことがある。誰もが絶対に見つからないと思っていたのだが、見事に駅の改札口に落ちていた指輪を発見するという、奇跡を成し遂げたことがあった。

‟干し草の中から針を探す”ような不可能に思われることも、運が良ければ、ミラクルが起こり得る良い例ではないだろうか。

参照元：YouTube、Inside Editon（英語）
執筆：Nekolas

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