いつでもどこでもネットを使えるスマホは便利だが、あまりにも使い過ぎると、通信制限の上限を超えてしまうことがある。
そのため、可能な限り無料のWi-Fiにつなげたいころだが、そんななか、インドの駅が無料Wi-Fi化され、市民が自由にネットにアクセスできるように。ところが、望ましい目的に使用するのではなく、市民が駅につめかけ、「大人の動画」につなぎまくる事態が発生しているというのだ!!
・インドの駅が無料Wi-Fi化!
インドの国鉄会社「RailTel:レイルテル」とGoogleが提携し、同国の50の駅で無料Wi-Fiが使えるようになった。そして、レイルテルの職員が、特にWi-Fi使用量が多いビハール州の州都パトナで、市民のネットアクセスの状態について調査した。
その結果、なんとパトナの市民の多くが、列車の時刻表を調べたりニュースをチェックする代わりに、白昼堂々と大人の動画サイトにアクセスしていたことが発覚したのである!
・市民が駅につめかけ「大人の動画」につなぎまくる事態に!!
なんでも他の駅と比べると、特にパトナ駅で、大人の動画にアクセスする人が飛び抜けて多いのだとか。その理由は明らかになっていないが、大人の動画サイト以外では、YouTubeとウィキペディアがよく閲覧され、ハリウッドとボリウッド映画をダウンロードする人が多いとも報告されている。
調査結果を報じたインドのニュースサイト『The Times of India』は、レイルテルは、どのユーザーがどのサイトを閲覧したり、ダウンロードしているかといった情報も得ていると伝えている。
・インドの駅で無料Wi-Fi化がますます進む予定!
しかし、同社は「その報道に根拠はない」と事実を否定しているとのこと。Googleの調べでは無料Wi-Fiの開設以来、350万人の市民が駅でWi-Fiにアクセスしており、新たに毎日1万5000人がユーザーとして加わっているとのこと。
同国では、年内に100駅で無料Wi-Fiを開設し、それ以降も、400の駅で同サービスを提供開始する予定だそうだ。
それにしても、真昼間から公共の場で大人の動画を見て、興奮してしまったらどうするのだろう……と妙な心配をしてしまう。無料Wi-Fiの望ましいとは言えない使用法が、痴漢行為などに発展しないことを願うばかりだ。
参照元:Mashable、indy100
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.