パソコンのみならず、スマホやタブレットでもシンセサイザーの演奏が出来るようになった今、作曲や演奏を楽しむようになったという方も多いのではないのだろうか。
今回は、思わず自分で触って演奏してみたくなる、画期的なシンセサイザーをご紹介したい。その斬新な操作方法とグラフィックに、あなたも夢中になること間違いなしだ。
・音を加工しながら演奏する為のシンセサイザー
ロンドンを拠点としてソフトウェアや楽器などの研究を行なっている2人の男性が開発したという、話題のシンセサイザーの名前は「Collidoscope(コライドスコープ)」である。このシンセは、録音した音を加工しながら演奏する為の電子楽器だ。
テクノロジーが発達した現代において、録音した音を加工して演奏すること自体は珍しくない。しかし、Collidoscopeはその演奏の楽しさもさることながら、音を加工する過程も誰かに見せたくなってしまう、斬新な操作画面を持ったシンセサイザーなのだ。
操作方法だが、まず本体付属のマイクで音をレコーディングすると、録れた音の波形がディスプレイにわかりやすく表示される。次にディスプレイ下のツマミを左右にスライドしたり回して、波形の中から再生したい箇所を選び、鍵盤を押さえれば音が鳴るという仕組みだ。
・ついつい見入ってしまう解説動画
解説動画では演奏の流れを確認することが出来る。同製品の特徴である横長のディスプレイに映し出される大きな波形や美しいグラフィック、そしてスライダーやツマミを使った直感的な操作が映像に収められており、ついつい見入ってしまう内容となっているので、ぜひご覧いただきたい。
・商品化については未定
残念ながら、このCollidoscopeは商品化についてまだ未定とのこと。楽器店にあったら1度は演奏してみたいシンセサイザーだけに、今後の発売を期待したいところである。
参照元:YouTube、Collidoscope
執筆:K.ナガハシ
▼シンセサイザー「Collidoscope」の解説動画がこちら