国内で『ポケモンGO』が配信されてから、早いもので3カ月が過ぎた。まだまだ楽しんでいる人、飽き始めている人、すでに引退した人……それぞれだろうが、本当におもしろくなるのはこれから! さらなるアップデートで “やりこみ要素” が増えることが予想されるからだ。
しかし、プレイしていると、楽しいことがあれば悲しいこともあるのが『ポケモンGO』である。あんなことやこんなこと……今回厳選した「ポケモンGOで悲しくなる瞬間」のような体験をした人は多いのではないだろうか。
【ポケモンGOで悲しくなる瞬間10選】
その1:10キロ卵からカイロス
ポケモントレーナーが必ずと言っていいほど遭遇する悲劇。それが10キロ卵からのカイロス孵化(ふか)だ。カビゴンかラプラスでオナシャス! と願っていたところにニョキニョキッとツノが出てくると、この上ない絶望感に襲われる。カイロスがきっかけで、ポケモンGOを引退することになった人もいるとか。まさにトレーナー殺しである。
その2:卵のほとんどが2キロ
確率論なので、仕方のないことかもしれないが、どうしても増えてしまうのが2キロ卵だ。5キロと混ざるくらいならいいが、持てる9個のうちほとんどが2キロだとマジで泣きそうになる。早く消化したい……と思いつつ、2キロ卵ごときに孵化装置を使うか悩む自分もまた悲しい。
その3:卵の残り距離が10メートルから減らない
位置情報を使用していることで、時々あいまいになるのが『ポケモンGO』。家に着く頃には孵化するかな……と思っていたところ、永遠に減らない10メートルに悩まされた人もいることだろう。スマホを振っても距離は減らず、悲しくなるものだ。
その4:弱小ポケモンに逃げられる
ポッポやコラッタなど、どこにでもいるポケモンたちも悲しくなる原因のひとつ。「ほしのすな」やレベル上げでしか需要がなくなる弱小中の弱小だが、ボールから抜け出して逃げられることも珍しくない。中にはゴッソリとボールだけ奪う「ボール泥棒」に遭遇したら悲しさMAX。マジで泣きたくなる。
その5:図ったようにボールをかわされる
一球入魂。そう思い、完璧なタイミングでボールを投げたはずなのに、ヒョイッとかわされる……この屈辱は、トレーナーの誰もが一度は経験したことあるだろう。ましてや弱小モンスターに舐めプされたらたまらない。ムキになって投げたら、さらにヒョイヒョイ。図ったようにやられると、かなり悲しいものだ。
その6:エクセレントスローで逃亡される
excellent! この英字が出ると「よっしゃ!」と思ってしまうが、逃げられることもあるから悲しすぎる。滅多に出ないエクセレント。経験値も上がるエクセレント。それでも逃げられてしまうのが、エクセレントである。なかなか悲しい。
その7:ジム戦に勝ったのに横取りされる
課金以外でポケコインを入手できるジムバトル。それだけに1日1回は挑んでいる人も多いだろうが、悲しいことに「早い者勝ち」というルールも存在する。倒したと思いきや、いつの間にか横取りされていた悲しさは海より深い。
その8:ジムに置いた自分のポケモンが瞬殺される
やっとの思いでジムを落とし、マッハの勢いでポケモン配置。ボーナスを受け取ってニッコニコ……になった次の瞬間に自分のポケモンが瀕死で帰ってくると悲しいものがある。トレーナーが多いので仕方ないが、1日くらい防衛してみたいものだ。
その9:GPS信号をキャッチできない
位置を利用するアプリということで、必要になってくるのがGPS信号だ。しかし、建物内に行くとキャッチできないこともしばしば。なぜココで繋がらない! ……ともどかしくなる一方、ドハマりしている自分に気づいて悲しくなる。
その10:レアポケモンに逃げられる
レアポケモンと遭遇したことのあるトレーナーであればおわかりだろうが、その時の興奮は異常である。ずりの実とハイパーボールの最大戦力で挑むも、チャンスは1回切りなんてことも……。どうしても欲しいモンスターに逃げられたら、当分ショックを引きずることになる。図鑑の影は絶対に見ないようにした方がいい。
……以上である! おそらくこれらは、ポケモントレーナーのほとんどに当てはまるのではないだろうか。しかし、これも『ポケモンGO』。悲しいことがあれば、いいこともある。きっと明日は、10キロ卵からラプラスだって孵化するだろう。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)
▼ちなみに田舎者が都会に出ても悲しくなる