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現在、池袋東口近辺がとんでもないことになっている。ヤベーよ、ガチでヤベーよ……これからどうなってしまうんだ? 不安すぎて夜も眠れない。

何がそんなにヤヴァイのかと言うと、高コスパ寿司屋の密集率が半端ないのだ。東口からびっくりガードまで、明治通り沿いに歩くだけで5店舗もの回転寿司・立ち食い寿司がある。しかも、そんな激戦区に2016年9月15日、ついに回転寿司チェーンのラスボス『スシロー』が進出したのだ! 池袋寿司ウォーズここに勃発!!!

・池袋の絶対王者「くら寿司」

これまで、池袋東口の高コスパ寿司屋の顔は『くら寿司』だった。店外に客があふれかえり、開店から終日90分から170分待ちが続く様子はまさに絶対王者。そんな王者の下、表面上は安定していた東口。だがしかし、スシローの進出でかりそめの平和に終止符が打たれようとしている。
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くしくもスシローが池袋に進出した9月15日は、旧暦だと『関ヶ原の戦い』の日。池袋に住む者の1人として、この東口を分ける戦いの行方は見守らなければならない。結果いかんによっては、私(中澤)の食生活も大きく変わることになるからだ。
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・スシローに群がる狂戦士(バーサーカー)たち

というわけで、スシローにやって来た。9月15日から21日のプレオープンの営業時間は、11時30分から21時までだが、出店日の11時時点ですでに10人ほど並んでいる。呆れた寿司狂たちだ。なお、21日以降は平日11時から23時、土日祝は10時30分から23時のオープンとなる。
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開店時間が来て店内になだれ込む人々。郊外の人気店が激戦区に進出したとだけあって、その勢いから期待がヒシヒシと感じられた。ひょっとしたら、スシローは天下統一を成し遂げてしまうかもしれない。
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・スシローが用意した武器

しかし、スシローもくら寿司に脅威を感じているのだろうか? 出店に際し、「ローストビーフマウンテン(300円)」という武器を用意しているようだ。ローストビーフの上にマウンテンだと!? なんかよく分からないが凄そうだ。
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・その姿……まさにマウンテン

席に着いて注文してみると、さっそく注文専用レーンで到着。1枚でも十分にネタになるローストビーフが、シャリの上にうず高く重なっている。その姿……まさにマウンテン。1貫食べてみよう。パクッ。
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──その時、歴史が動いた。幾層にも重なったローストビーフのジューシーさにヨーグルトソースと甘辛のタレのトリプルアタックは、さながら織田信長の3弾打ち! その濃いめの味はシャリとよく合っており、ボリューム感も抜群だ!!
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・天下分け目の池袋

その他にも、しめ鯖とシャリをバンズで挟んだ「鯖バーガー(サバーガー)」など、スシローならではの “攻めてる” 寿司メニューが印象的だった。
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また、わさび以外に、焼塩、七味唐辛子など、薬味も充実しているので、普通のネタもスシロー独特の味で食べることができる。特に肉系のネタには、薬味が活躍するだろう。
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王道の魚介類ネタのアレンジを得意とするくら寿司と、寿司の常識を覆す革命的なメニューを繰り出すスシロー。果たして、池袋寿司ウォーズを制するのはどちらなのか? 今後も池袋東口から目が離せない!

・今回紹介した店舗の情報

店名 スシロー南池袋店
住所 東京都豊島区南池袋1−16−18
営業時間 月~金11:00~23:00 / 土・日・祝10:30~23:00
定休日 無休

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼その行列具合から絶対王者であるくら寿司
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▼回転寿司「大江戸」南口店
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▼廻し鮨「大漁」
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▼立ち喰い寿司「魚がし日本一」
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▼混んでなくてウマい個人的オススメ回転寿司「大江戸」池袋西武前店
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▼そんな池袋寿司ウォーズに『スシロー』が参戦!
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▼ローストビーフマウンテンがウメェェェエエエ!
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▼「鯖バーガー(200円)」など、寿司の常識を覆すメニュー
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▼デザートに「月見の宴だんご(200円)」も高コスパ
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▼もちろん、普通のネタもウマい!
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