この地球上には、数え切れないほど様々な生物が生息しているのはご存知の通りである。特に人間が足を踏み入れることの出来ない「深海」となれば、まだ一般的に知られていない生物がいるのも当然だ。
先日、米国カリフォルニア沖の水深約900メートルの深海で、海洋捜査船がある生物の撮影に成功。その映像を公開したところ、実在の生物とは思えないほどキュートだと話題を呼んでいるという。
・「ずんぐりしたイカ」という名前の生物
海の環境や生物を調査する海洋探査船「Nautilus(ノーチラス)号」が、米国カリフォルニア沖での撮影に成功したのは『Stubby Squid(スタビー・スクイード)』という海底に生息する生物である。
このスタビー・スクイードという言葉を直訳すると「ずんぐりしたイカ」という意味で、以前から日本と米国間の北太平洋の海底300~1300mで生息が確認されている、タコのようなイカなのだという。
・アニメのキャラクターのようなルックス
動画を再生すると、画面の左側になにやらタコのような丸っこい生物が映し出され、やがてその生物がアップになると……キャワィィイイイーーー! 紫色の身体にクリンとした大きな目が印象的な、まるでアニメキャラのようなルックスだ。
このスタビー・スクイードの姿が収められた動画は、そのキュートさが話題となり公開から2週間ほどでなんと約280万回もの再生回数を更新している。ぜひ以下の動画でその話題の生物をご確認いただきたい。
▼「Stubby Squid」の映像がこちら