パンとソーセージ、あとはケチャップとマスタードだけ。たったそれだけなのに爆ウマな、シンプルこの上ない料理が「ホットドッグ」である。以前、当サイトのK.ナガハシが「ドトールのジャーマンドッグ最強説」という記事をご紹介した。
確かに彼の言うことはわかる。記者も小学生の頃から、日曜日の朝は「父親とドトールでジャーマンドッグ」が定番であったし、今でもジャーマンドッグをよく食べる。だがしかし……。コスパも含めた “ホットドッグ戦争” では、現在のところ「ローソンのホットドッグこそが最強」だと言わざるを得ない。
・ジャーマンドッグのおさらい
まずはナガハシが紹介していた、ドトールのジャーマンドッグをおさらいしておこう。皮には天然の羊腸を使用し、香辛料にもこだわりまくっているジャーマンドッグのソーセージ。パンは厳しい規格をクリアしたソフトフランスパンで、粒マスタードとの相性も抜群だ。価格は税込220円である。
あらかじめお伝えしておくと、記者もファストフード店及びカフェで限定すれば「ジャーマンドッグ最強説」に異論を唱えるつもりはない。むしろ “超最強” だ。ただ、コンビニのホットドッグ、具体的にいえばローソンとセブンイレブンのホットドッグは、ジャーマンドッグに勝っていると信じて疑わない。その理由を以下で説明しよう。
・値段はなんと税込み138円
まず、ローソンとセブンのホットドッグは、価格がどちらも税込138円である。ジャーマンドッグが220円だから、その差は82円。ハッキリ言ってこれは大きなアドバンテージだ。なお、ファミマのホットドッグは200円オーバーだから、この “ホットドッグ戦争” には参加資格がない。
それはさておき、まずはローソンのホットドッグだが、こちらもジャーマンドッグと同じくソーセージの皮には天然の羊腸を使用。パリッとした歯応えのソーセージと、やわらかくも噛み応えのあるセミハードロールパン、そしてケチャップ & マスタードのシンプルな味わいだ。
セブンのホットドッグも、ローソン同様パリッと歯応え抜群のソーセージを使用。味付けもケチャップとマスタードで、こちらもシンプルな王道ホットドッグである。なお、重さはローソンが98グラム、セブンが101グラムとほぼ変わらない大きさだ。
・ジャーマンドッグもウマいが……
正直、どちらのホットドッグも82円差がある時点で、コスパ的にジャーマンドッグに勝っていると言えるだろう。味のクオリティも高い。ただし、個人的な好みでいえばローソンの方がちょっぴりだけ美味しいと感じる。龍虎相打つレベルの、甲乙つけ難い戦いではあるが。
ドトールのジャーマンドッグはマジでウマい。純粋な味だけでいえば、ローソンやセブンに勝っている可能性もある。だが82円の差はあまりにも大きく、コスパを考えた場合、“最強” ではないと思うのだ。世のホットドッグ好きたちよ……ぜひ食べ比べてみてはくれまいか。
参考リンク:ローソン 、 セブンイレブン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼セブン。
▼ローソン。
▼奥のセブンの方が一回り大きく見えるが、重さは3グラムしか変わらない。
▼真剣に食べ比べた結果……
▼わずかにローソンの勝ち!
▼というわけで、最強ホットドッグはローソンということで!
▼でも場所代とか考えたら、ジャーマンドッグが最強だよな。