レバノンと聞いて何を思い浮かべるだろうか。私(あひるねこ)は……中東の国で、サッカーの代表戦でたまに当たる……とか? まあ、そのくらいだ。では、そんな馴染みのないレバノンの料理なんて、さらに未知ではないか。
なんと、レバノン料理のファーストフード店なるものがここ日本にあるらしい。レバノン料理ってだけでも珍しいのに、そのファーストフード店だって? なんという希少さ。トキかよ。そこで、そんな店が実際に存在するのかこの目で確かめるため、東京・御茶ノ水へと向かった。
・日本初上陸
その店の名前は「アドニス東京」。「アドニス」は、レバノン人の創設者がフランスにオープンしたファーストフード店だ。かの美食の国でも今や人気店らしい。そして2015年11月、めでたく日本に初上陸したというわけだ。JR御茶ノ水駅から徒歩5分ほど。明治大学の真ん前にあるぞ。
・初見殺し
店内は予想以上にオシャレな雰囲気。店員さんは外国人だけど、日本語で全然オッケーだ。さっそくカウンターで注文しようと試みたのだが、メニューが初見殺しすぎて全然わかんねぇ……。店員さんに、この中で1番メジャーなレバノン料理はどれか聞いたところ、「ファラフェル」という回答が。じゃあそれで!
・初めて見る料理
ファラフェルとは、すりつぶしたひよこ豆を素揚げしたコロッケのこと。それをラップサンドにして出してくれる。「ホモス」という、これも初めて聞く名の料理をセットにして頼んだ(税込1000円)。2階席もあってなかなか広々していたぞ。
・さっぱりヘルシーなホモス
じゃあまずはホモスから。ホモスとは、煮たひよこ豆に練りゴマ、オリーブオイル、レモンを加えペーストにしたもので、これをピタパンにつけて食べる。うお、なんだこれ、初めて食べる味だな。豆とゴマで出来ているので超ヘルシー。レモンでさっぱりしててクセになる味だ。
・ファラフェル最高
今度はファラフェルを食べてみる。おおお、これもめっちゃウマぁぁぁぁああ! ファラフェルは、あまり豆っぽさは感じず、スパイスの効いた全然脂っぽくないコロッケって感じ。ウマし! 気に入った! 野菜と一緒にぎっしり入っていてボリュームたっぷりだ。ランチならこれ1つでも十分満足できるだろう。
・全部野菜
ファラフェルといいホモスといい、何がスゴイって、これ全部が100%野菜オンリーなのだ。ファーストフードなのに、ヘルシーなこと この上ない。それでも物足りなさを一切感じないのは前述の通りである。もちろん肉を使ったメニューもたくさんあるぞ。
・まだ見ぬ味を
レバノン料理のファーストフードってどんなだろう? と最初は思っていたが、こんなに美味しいものだったとは! 少なくとも、今回私が注文したファラフェルとホモスを食べて、これ合わない……と思う人は少ないはずだ。まだ見ぬ味、ぜひ一度味わってみてほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 アドニス東京
住所 東京都千代田区神田駿河台1-8-5
時間 11:00~22:30(月~金)、11:00~21:30(土・日)
参考リンク:アドニス東京
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
▼メニューが初見殺しすぎて全然わかんねぇ……
▼「ファラフェル」と「ホモス」のトラディショナルセット(税込1000円)
▼ジンジャーエール(税込220円)
▼煮たひよこ豆に練りゴマ、オリーブオイル、レモンを加えペーストにした「ホモス」
▼ピタパン付き
▼レモンでさっぱりしててクセになる味だ
▼超ヘルシー
▼すりつぶしたひよこ豆を素揚げしたコロッケ、「ファラフェル」
▼ラップサンドで出てくる、デカイ!
▼豆っぽさはあまり感じず、スパイスの効いた全然脂っぽくないコロッケって感じ
▼ボリュームたっぷりでめっちゃウマぁぁぁぁああ!
▼レバノン料理のファーストフードがこんなに美味しいものだったとは