形あるもの、命あるもの、全てがいつかは無に還る。悲しいことだけれど、それがこの世に生まれた上での厳然たる事実だ。

今回も1匹のリスが、突然あの世へと旅立った。すると警察官たちが「仲良しのリスが……」とガックリ肩を落とし、その死を悼んだという。

2016年4月、米ネブラスカ州のオマハ警察署に住み着いていた1匹のリスが、謎の死を遂げたそうだ。第一発見者とみられる警察官マイク・ボスマンさんは、リスの遺体の回りをチョークでかこった写真をツイートして、その死をみなに告げた。

このリスは人気者だったに違いない。警察官が、次々とリスの死を悲しんだのだ。ひまわりの種をあげて可愛がっていたジェイソン・メニングさんは「忘れない」と、クリス・レイさんも遺体にむかって黙祷を捧げる写真をそれぞれツイートしたのだった。

警察官のみならず、ネット上のリスファンからも哀悼の意が表されている模様。みんな、リスを愛していたんだね。生きとし生けるもの、いつかは終わりを迎える。そう分かっていても、サヨナラを言うことはいつだって簡単ではないのだった。

参照元:The Dodo(英語)、Twitter @no_way_Ray
執筆:小千谷サチ

▼遺体に向かって黙祷

▼リスの死が告げられたツイート
https://twitter.com/OPDOfcBossman/status/722539237875167232?ref_src=twsrc%5Etfw

▼こちらは生前のリス。ひまわりの種を貰っているね