女性は、化粧水や美容液などの基礎化粧品だけでなく、ファンデーションやリップスティックなどのメイクアップ用品にもお金がかかるため、なにかと大変である。

「そこまで化粧品にお金を費やせない!」という人は少なくないと思うが、では、お手頃価格の化粧品と高級化粧品でメイクを施して比較したら、違いが分かるのだろうか!? そんな実験を試みた女性がいるので紹介したい。

・「お手頃価格の化粧品 V.S. 高級化粧品」でメイクしたら見分けはつく!?

今回の実験を試みたのは、英ニュースサイト『Mirror』の美容部門でライターをしているゾーイ・クリップスさんだ。彼女は、お手頃価格の化粧品に46.50ポンド(約7500円)、 高級化粧品に227ポンド(約3万6500円)を費やし、ファンデとアイシャドウ、リップスティックからアイライナー、付けまつ毛に至るまで、メイクに必要なアイテムを一式取り揃えた。

お手頃価格の化粧品には、日本でも買えるメイベリンやリンメルも含まれ、高級化粧品には日本でもお馴じみのブランド、ランコムやエスティローダー、イヴ・サンローランなどが使用された。

・ 高級化粧品の方が洗練した仕上がりに見えるかも!?

両方のメイク用品で化粧した写真を見ると、言われなければ、どちらの写真にどの化粧品が使われたのか判別はつきにくい。

だが結果が分かっていると、やはり高級化粧品を使った写真の方が、洗練された仕上がりに見えなくもない。個人的な意見だが、しいて言えばファンデーションののりが違う感じで、高級化粧品の方がナチュラル感が強いように思える。

・一番違いを感じたのはファンデーション

では、普段はメイク用品の価格にはこだわらず、自分に似合う物なら何でも使うというゾーイさんが、両者を比較した感想はどうなのだろうか!?

やはり、一番大きな違いを感じたのはファンデだとのことで、お手頃価格の物は、付けると伸びが悪くて厚塗りになってしまい、自分の肌色に合ったカラーを見つけらなかったのだとか。一方の高級化粧品は、まるでエアブラシをかけたような仕上がりになり、大満足の結果に!

また、高級付けまつ毛はきれいに地毛とフィットしたが、安いタイプは付けまつ毛が目立ちすぎて、不自然に見えたそうだ。そして、あまり違いを感じなかったのはリップスティックとアイライナーで、「自分に合う色なら価格は関係ないのでは」とも意見している。

もちろん、全部のブランドを試して比較した訳ではないので一概には言えない。だが、基礎となるファンデは自分の肌に合ったものを選び、アイシャドウやリップスティックなどはお手頃価格でカラーを多めに揃えて、バリエーションを楽しんだら良いかもしれない。

参照元:Twitter ‏@MirrorFashionMirror(英語)
執筆:Nekolas

▼左が ‟お手頃価格の化粧品” で、右が ‟高級化粧品” を使ってメイクした写真