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今回のご相談は、結婚披露宴に関するお悩みです。お色直しのドレスは何色にしようかしらとか、入場曲はどうしようかしらとか、引き出物は何が良いかしらとか、そういった類のお悩みではなく！　招待客に関するお悩みです。「誰を呼ぶか？」以前に、「呼べる人がいない」と、頭を抱えるケースも存在します。

・ご相談内容（サーターアンダーギーさん・女性）

「菊池先生、私の結婚披露宴に出席してください！　婚活サイトで繋がった男性と、結婚を前提にお付き合いすることになりました。9月に入籍予定です。幸せ絶頂なのですが、ひとつ問題があります。

カレは顔が広く、友達も多いのですが、私はその真逆です。披露宴に呼ぶ招待客数格差が今から心配で……、結婚はしたいのですが、披露宴はぶっちゃけやりたくないです。ひとりでも頭数を増やしたいので、菊池先生、出席してください！」

・世の中には代理出席業者というものがあってだな

おめでたい席にお呼ばれするのは嬉しい限りです。ぜひ出席させて頂きたく存じます。でもね、筆者ひとりが加わったところで、「顔が広く、友達も多いカレ」と、「その真逆」のサーターアンダーギーさんが呼ぶ招待客数のバランスがとれるとは思えないのですよ。そこでご提案！　

代理出席の業者をご利用してはいかがでしょうか？　最近では、両家の招待客数のバランスを合わせるべく、披露宴に「友達のふり」をして出席してくれる人材サービスが存在します。費用はかかりますが、そういった業者を頼るのも、ひとつの選択肢です。

・披露宴に前向きではないこと、伝えてある？

「結婚はしたいのですが、披露宴はやりたくない」というお気持ち、カレには伝えているのでしょうか？　「顔が広く、友達も多いとのことですから、カレは、披露宴を盛大にやりたい派と想定されます。ゴンドラに乗って登場したがる系かもしれません。そんな性格のカレですから、当然のようにサーターアンダーギーさんも、盛大な披露宴を望んでいると、思い込んでいるかも……。

カレに合わせる必要はないのですよ。「私は入籍だけでじゅうぶん」とか、「披露宴は挙げずに、そのぶん新婚旅行を豪勢にしましょう」などと提案し、話し合ってみてはどうでしょう？　流れによっては、代理出席業者の費用を折半してくれるかも!?

・新婦側招待客にとってはラッキーだったりする

かれこれ10年以上前ですが、新婦側の招待客が極端に少ない披露宴に出席したことがあります。人数差が気にならなかったといえば嘘になりますが、むしろ「ラッキー」と感じましたよ。

なぜなら、新郎側の招待客は、当然のことながら新郎の男友達ばかり！　新婦側の招待客は、筆者含め、ごく少数の女友達。2次会は、「工業高校の女子」になった気分でしたよ。そんなふうに考えると、サーターアンダーギーさんの少数の女友達のため、人数差は気にせず催すのもアリでしょう。

今回のご相談を受け、改めて披露宴にお呼ばれしたら、極力出席すべきだなぁと感じたのでした。と言っても、筆者の女友達は、ほとんどお嫁に行ってしまったため、しばらく披露宴に呼ばれる予定は無さそうですけどね……。

恋愛コラムニスト：菊池美佳子
イラスト：Rocketnews24

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