週刊少年ジャンプで大人気連載中の料理漫画、『食戟のソーマ』内に登場するメニューが超絶ウマそうだという話は以前に紹介した通りだ。まだまだ試してみたいメニューは尽きないので、数回にわたり紹介することにしたい。
今回挑戦したのは鯖缶を使って作る “鯖バーグ” 。ハンバーグを作る要領で、ひき肉の代わりに鯖の缶詰を使うだけ。これはヘルシーな上に、財布にも優しいではないか。すぐさま我が家の定番メニューに追加決定だ! 調理手順は以下の通り。さぁ、おあがりよ!!
・『食戟のソーマ』の「鯖バーグ」
“鯖バーグ” が登場するのは同作2巻冒頭の「極星のマリア」。料理のエリート高校に進学した主人公・幸平創真(ゆきひらそうま)が、入寮を認めてもらうため寮母に振る舞った一品だ。詳しいストーリーは同作をご覧いただきたいが、一見するとハンバーグ……のようなものが手軽な食材であっという間に完成するのである。
実際に作ってみたところ、ハンバーグを作る要領と同じだった。水煮の鯖缶を使っているので、火の通り具合をいちいち気にする必要もないぞ。なんと楽チン! 何よりうれしいのが材料費が安く済むことだ。それでは、さっそく作っていこう。
【材料】
・鯖の缶詰(水煮):1缶
・玉ねぎ:1個
・卵: 1個
・パン粉:適量
・塩コショウ:適量
・ゴマ油:適量
・ポン酢:適量
・水溶き片栗粉:適量
・紫蘇:適量
・大根おろし:適量
【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにする。
2.1をフライパンでいためる。軽く塩コショウをする。
3.鯖缶から鯖を取り出し、ほぐしながらボウルに入れる。水気をしっかり切る。
4.3に溶いた卵、パン粉、2でいためた玉ねぎ、塩コショウを入れる。
5.4をしっかりこねる。
6.5をハンバーグ型に丸める。
7.ごま油をひいたフライパンで6を焼く。
8.焼きあがった7を取り出し、皿に移す。フライパンの油を軽くふき取り、鯖缶の汁とポン酢を入れる。
9.8が煮立ったら火を止めて水溶き片栗粉を入れ、とろみをつける。
10.鯖バーグに9のソースをかけ、好みで紫蘇や大根おろしを添えて完成。
──以上である!
・肉厚でうま味たっぷり
鯖缶はそのまま食べても美味しいが、正直このレシピは缶詰のポテンシャルを120パーセント生かしていると言っても過言ではない。缶詰の特徴はうま味を逃さず閉じ込める点にあるが、その利点を存分に発揮できるメニューなのだ。食べた瞬間にじゅわっと鯖のうま味が口の中に広がって鯖バーグとご飯さえあれば、そこは天国……!
ポイントは鯖バーグをしっかり焼くこと。少々焦げ目がつくぐらいが美味しい。あとは缶詰の種類にもよると思うが、あらかじめ鯖に味が付いているので、塩コショウをする場合は気持ち程度で十分だ。見た目のキレイさにこだわるのであれば、缶詰の汁を使う際にこして鯖の身が入らないようにするといいと思うぞ。参考にしてくれよな!!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼『食戟のソーマ』2巻に出てくる “鯖バーグ” を作ってみた
▼鯖缶を使うんだからウマいに決まってる!
▼鯖はひき肉に比べてネットリ感は少ないので、卵とパン粉を気持ち多めに入れるといいかも
▼我が家の定番メニューに追加決定