地震発生から1週間が経過した今なお余震が続く、熊本県を中心とする九州地方。被害の深刻さが徐々に明らかになる一方、復興支援に向けた活動も着実に動き始めた。今回はテレビショッピングでお馴染み『ジャパネットたかた』の神対応ともいうべき復興支援をお知らせしたい。
・高田元社長が突然の復活
ジャパネットたかたといえば、あの名物社長が有名だったが、2016年1月15日をもってテレビ出演を終了していた。ところが、本日4月21日の放送で、高田元社長が突然の復活。そして冒頭でお伝えした、売上金の全額寄付を発表したのだ。
以下が詳細となっているのでご覧いただきたい。
「このたびの震災で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。ご存知の通り、先週発生した地震で、熊本県と大分県を中心に甚大な被害が報告されています。
同じ九州の企業としてできることはないかと考え、本日4月21日(木)9時29分より放送しました『快適ショッピングスタジオ(テレビ東京)』の売上の全額を、被災地へ寄付させていただきます」
(Facebookより引用)
すごいのは、「利益」ではなく「売上金」を全額寄付するというところ。つまり、購入者側から見れば「商品を購入すればその金額が丸々寄付される」ということになる。1日分の放送とはいえ、これは思い切った決断だ。
・利益ではなく売上金を全額寄付
同社のホームページに掲載されている対象商品を見てみると「エネループ充電器」や「ボイスレコーダー」など、あってもいい物が用意されている点も素晴らしい。これは神対応といって差し支えないだろう。
引退した高田元社長が直々に出て来たということは、それだけ熊本地震に対する思いがあるからに違いない。まだまだ熊本地震収束の目処は付いていないが、様々な人や企業が被災地を思い、支援の輪が広がりつつあることだけは確かなようだ。
参照元:Facebook、ジャパネットたかた
執筆:P.K.サンジュン
▼ジャパネットたかたの被災地支援について。